J1リーグ 第25節 vs川崎 2-2

 曇り、気温は23度.昨日の雨が気温低下をもたらしたようだ.湿度は相変わらず高いままである.

 

 土曜日の試合.DAZNで観戦.川崎の等々力陸上競技場で行われたのだが、現地も北海道と同様に暑そうで後半足が止まった時の戦いを心配することになる.

 前半、コンサドーレは何時もと同様相手コートからのプレスに行き、相手の攻撃のテンポを遅らせることに成功.そこでプレスからボールを奪い攻撃を続けることで川崎の守備を後退させる.前半に得たFKを福森選手が蹴るが相手の壁に阻まれ残念と思った所から跳ね返りをスパチョーク選手が見事なボレーシュートを決めてコンサドーレが先制する.相手も壁に当ったためボールウオッチャーに一瞬なってしまったのだが、見事のシュートだった.その後も、川崎の攻撃をシュート前で防ぐことに成功し、コンサドーレのペースになる.そこから、再度コンサドーレのカウンターからスパチョーク選手がゴール前に持ち込み駒井選手に渡りシュートが決まり2点差とする.

 簡単に得点が決まったため今度は相手に3点取られることを心配し始めた.これはコンサドーレサポーターなら誰もが思うところだろう.

 そして、前半が終了し、後半開始と共に川崎は足の速い外国籍選手を投入.これがやはりゲームの綾となった.コンサドーレの攻撃後、相手のカウンターから裏にボールを出され田中選手がつま先に当てたボールは相手選手の前に転がり、独走を防ごうとしてスライディングした岡村選手ともつれてしまう.そこは流されたのだが、後でOFRに行きドグソで岡村選手にレッドカード.ここからコンサドーレは一人少ない状況になるのだが、選手全員で必死の守備を続ける.しかし、新加入のこの試合初先発の高木選手と宮澤キャプテンの意思疎通が無いプレーで1点を返される.これで選手の間で一点を守ろうという意識が強くなり、前線にボールを蹴っても一人ではボールキープもままならず、ついに同点とされてしまう.同点にされた後反撃を試みるもチャンスを決められず2-2の引き分けに終わる.

 前半は最高の試合をしていた.どちらが格上か判らない感じだったが、DFの要になった岡村選手の退場は痛かった.あれが分岐点になったとしか言いようがない.

 

 ドグソは、決定機阻止のレッドカードがでるのは常識となっている.その判定の中で、相手ゴールに向かう際、相手の守備陣の影響を受けないという項目がある.画面上からは残念ながらその状況に陥っていたのは間違いないところ.スライディングがファールかと言えば、ボールにコンタクトできなかった時点でダメだろう.しかし、あのプレーの際に主審が見ていて流されたのにも関わらずVARの判定が入るのも妥当.そこで判定が翻るのもこれまでも見た光景.全くもって判定は正当なのはわかる.しかし・・・という虚しさが残る.残念.