日本版DBS ロシアと北朝鮮 ウクライナ戦争はアメリカ大統領選挙が節目に

 曇り、気温は23度.朝の気温としてはこれくらいが丁度よい.

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丁度日本列島が低気圧に覆われ、台風13号が北上してくる形となっている.週末には秋雨前線が日本列島に近付き天候は悪化しそう.

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 近年特に多いと感じるのは、やはり先生と呼ばれる人間の性犯罪での検挙数だろう.一昔前ならと思うが、今のようにSNSが発達しておらず表沙汰にならなかっただけで有ったのかもしれない.しかし、子供を預ける親の世代にとって教師がそういった人間であるというのは問題である.更に、データ的には性犯罪者の再犯率は高く、罰を受けてもなお止められないというのもそもそもの病的思考はちょっとやそっとで改善できないということなのだろう.

 また、一度は改心したとしても再度同じ環境に置かれれば、目の前に餌がぶら下がった状況に陥るわけで、正常な日常が過ごせるかと言えば間違いを起こす可能性が高くなるだろうと容易に想像できる.

 今回は、性犯罪歴のみの確認を義務付けるということになっているが、やはりまず実行して見なければ有効性は確認できないだろう.やはり今までこういった仕組みが無かったことがそもそもいけなかったということである.

 

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 武器供給に向けて接近するロシアと北朝鮮.既に一部は実行されていると言われている.今回それに対してアメリカは追加制裁などを考えているが、既に国際的な制裁は進行しており、新たに追加することは余りない状況である.実効的な制裁措置がとれず今後もロシアと北朝鮮が接近すれば北朝鮮の軍事能力の向上が見込まれるだけに韓半島の危険度は相対的に高まることになる.当然韓半島が不安定になればその目前にある日本も軍事的脅威にさらされることになるわけで、今までの対応では効果がないばかりか、いたずらに金正恩体制を生き延びさせた代償が今になって大きな脅威となり始めている.

 韓国の前大統領が唱えた南北朝鮮の統一が実現可能として宥和政策がとられたことが今になって尾を引いている.トランプがあの時強硬姿勢に出ていたらウクライナ戦争も起きていなかった可能性もある.その辺りはタラレバであるからその後の歴史の変化を予想するのは困難である.しかし、今の状態は既に一線を越えてしまっているのは事実である.

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 そしてもう一つのニュース.アメリカ国内での世論がウクライナ支援にこれ以上は反対という立場の人が過半数を超えているという.これもまた予想された事態である.きっと日本国内でも遠くで起きているウクライナ戦争に何故日本が援助しているのか疑問に思っている人が増えているのではないかと予想する.

 日本の立場は、ウクライナ領土に攻め入り勝手に自国の領土であると宣言したロシアの行為は、未来の日本に攻め込む可能性を示唆したものであるためロシアの行動を批難するのにはウクライナ側を支持するということである.その辺りの危機感を日本国民の大部分は感じていない.今の世代の大半は戦争を体験したことの無い世代であり、そもそも日本が侵略され多くの虐殺が行われた経験もない.その辺りの空気感というのはアメリカ人の大部分も感じているだろう.更に言えば、アメリカの海外での戦争の歴史上勝利したといえるのは、太平洋戦争だけで、その後の朝鮮戦争から始まりベトナム、中東、アフガニスタンと悉く中途半端に終わっている.アメリカが戦争に加担したとしても何の成果も見いだせなかったとしたら今の状況は過去の教訓に何も学んでいなかったということである.それはアメリカ人も考えているのではないかと思う.

 次の大統領選挙まで、今のバイデンが大統領の椅子にある間は援助を継続するだろうが、この戦争に大きな意味を見出せなければ大統領選終了後バイデンも撤退を表明せざる負えなくなる可能性がある.

 そういう状況から見てもウクライナは、選挙の結果が出る来年の4月までに何らかの結果を見出す必要があるがその見通しは暗い.その後の西側の援助の激減と共にロシアが優勢になるのか、ウクライナのみで戦争を継続できるのか予断を許さない.

 ゼレンスキー大統領は全ての領土を奪還するまでは戦争を止めないと宣言している.この戦争を継続するには国民の支持が必要である.その支持を得るためにも国内の不正の横行を見過ごしていれば支持を失ってしまうことを感じて不正摘発に力を入れているものと思われる.