晴れ、気温は8度.太陽が顔を出し日差しが強いのだが、見た目より気温は低い.昨日の気圧の谷の通過が予想より遅く午後まで曇り空が続いた.
その理由は、日本列島の太平洋側を北上してきた前線を伴った低気圧が北海道の東をゆっくり移動しているからである、その低気圧も漸く北海道の東に移動し、本当に今日は秋空が戻ってきた.
徐々に色々なところから情報が出てきた.その中で考える今回の戦闘が起きた理由を考えると、一つはハマスが追い詰められていたのではないか?二つ目は、ハマスに支援する組織が利益を得るタイミングがやってきたのではないか?である.
ハマスが追い詰められたのは、ガザ地区で必ずしもハマスが全面的支援を得られていないことである.既に第4次中東戦争(1973)が終わってから50年が経ちイスラエルとアラブ諸国の争いは起きていない.そして、つい先日サウジアラビアとイスラエルの国交正常化に向けた交渉が進むとされていた.アラブ諸国の多数は既にイスラエルとの戦争を無駄と考えていた.
その後、ガザ地区を起点とする紛争が起きたが、イスラエルが圧倒的な武力により制圧し、その後イスラエルがガザ地区を封じ込めていたように見える.
ガザ地区の住民人口は増加を続け、イスラエルの封じ込めにより食糧不足に悩まされている.今のガザ地区の住民は国際機関の援助無くしては生活できない状況に陥っている.そして、イスラエルの空爆による犠牲者としてこれらのハマスを支持していない一般人が含まれることになる.
そして、もう一つの理由が、ハマスを経済的に支援するイランの存在である.一時期ハマスとの関係が悪化したと伝えれれていたが、その後、徐々に支援が復活したと言われている.イランといえば、ウクライナ戦争でも無人ドローン攻撃機の輸出で問題となっている.そういった武器開発が盛んにおこなわれており、北朝鮮と並び危険な国家になっている.ハマスもその恩恵を受けており今回攻撃に使われたロケット弾はそこから来ていると考えられる.
昨日も書いたが、ハマスの大きな目的はイスラエルとアラブ諸国の宥和を壊すことである.イスラエルとアラブ諸国は永遠に戦うことが義務付けられ、その中で自分達が如何に生き延びるかが重要で、その中に存在意義を見出していると想像できる.また、自分達の組織を守るために構成員を増やす必要がある.その手っ取り早い方法は、イスラエルの攻撃により被害を受けた家族を仲間に引き入れることである.構成員には相手をとことん叩き潰すためには憎悪が必要でそれを自分達で作り上げる必要がある.
子供の虐待、放置を防ぐために考えられた条例だったが、やはり全てを一律に区別することはできない.そこに存在するグレーの部分の解決方法が必要だった.
鈴木宗男氏が先手を打ち離党することで除名処分を避けた形となった.将来また復党する可能性を考えていることと、同時に娘である鈴木貴子氏への影響というのも考えてのことだろうと思う.
鈴木宗男氏がこの先何十年も活躍できるとは思えない.もしかするとウクライナ戦争が終わる前に政界引退ということもあり得る年齢である.彼が今まで行ってきたロシアとのつながりというものが今後も残ることが必要だと考えているのだと思うが、やはり国益との整合性が個人の行動に制約を掛けられるかということになっている.