米中首脳会談 EVの未来 考えるのは自由言葉に出すのも自由とは限らない

 晴れ、気温はマイナス5度。今日は一日晴天となりそうである。

https://imageflux.tenki.jp/large/static-images/chart/2023/11/16/03/00/00/large.jpg

天気図を見ると北海道周辺は等圧線もゆるく穏やかさを感じる。しかしこれも明日からいま日本海にある低気圧が前線を伴って近づいてくる。週末は大荒れの天気になりそうだと天気予報では伝えている。

www.yomiuri.co.jp

 米中首脳会談が行われた。名目は、会話が途切れていたことによる偶発的な戦争が起こらないようにということだが、中国は国内の不動産問題による景気悪化と西側資本の投資促進が、アメリカはウクライナ戦争と同時に起きたイスラエル紛争によりアメリカ軍はそちらに向いている。ここで台湾有事が起きればアメリカは対応に苦慮することは間違いない。会談が行われたのはそれだけではないと思われるがお互いに時間稼ぎが必要であった。APEC出席に合わせ今日にも日本の岸田首相も会談を行う予定になっている。日本は中国の海産物の禁輸措置以外に色々な問題を話さなければならないだろうが、今の日中の不安定感を象徴する領土問題には触れないだろうと思う。

www.businessinsider.jp

 EUでEV普及が足踏みするのではないかという話。日本では充電インフラの整備が遅れている状況と化石燃料に由来するガソリンスタンドが今後急激に減少した場合、車以外に使用される灯油などの供給が過疎地域で行えなくなる。急激なスタンドの減少はガソリン車ディーゼル車が併存している間は大きな社会問題となる可能性が非常に高く、今現在世界に向けて大量のガソリン、ディーゼル車を生産している日本国内の自動車産業が崩壊することに対し対策を取る時間が無くなる可能性もある。そのためその間を取るためHVやPHVなどというところで緩和しようとしている。

www.nikkei.com

 トヨタでも車体に太陽光パネルを張り付けた車を開発しようとしている。こういった車が現実に登場すれば大きく流れは変わると思うが、充電施設が必要な今のEVが使用できるのは一部の地域となるのではないかと思われる。

www.nikkansports.com

 この問題は、昭和といわれる時代からあった。その先駆けは、料理に調味料と呼ばれる添加物はいけないと訴えた漫画が発端だったように思う。そのストーリィを通して語られるのは人工的なものは使わず天然のものを使うのが正義で人工的なものを加えるのは悪であるという理論である。その時の主題は味の良しあしで健康志向というものではなかったが、バブルの時代から飽食という言葉が登場し時代は健康志向へと向かう。その中で広まったのが健康のために人工的なものが添加された食品を摂取しないという生活が尊いという志向である。天然に存在するものがすべて安全ということではないのは当たり前なのだが、食品に添加する保存料なども食料を長持ちさせるという意味で生活に役立つ発明であるし食料を無駄にしないという一つの方法で安全であれば必要なものであるが、そういったことに反対できる社会環境あるいは生活環境が保証されている環境であるからできることである。もし、社会が貧しく食品ロスが許されない社会では実行できないことである。食品添加物が含まれた食品を取らないというポリシーを否定するつもりはないが、すべてを全否定し周りにも影響を及ぼすようなやり方には賛成しない。

news.nifty.com

 日本のしきたりを揶揄するCMといえるが、別な見方をすれば外国から見た日本の姿ともいえる。ところ変わればやり方も変わる。日本の諺で言えば「郷に入っては郷に従う」で日本人は納得していたが、徐々に観光客に占める割合が外国人優勢になればその風習も変えざる負えなくなるのも時間の問題かもしれない。上にあげたようにそういったしきたりが嫌なら黙ってそれを利用しなければ良いだけである。声を大きくして非難するものでもされるものでない。

 時代の時々で人の価値観も大きく変わる。数年前では当たり前だったものが廃れ新しいものに移り変わることもあるし、時代が変われども受け継がれていくものも存在する。その流れをあるがままに受け入れるか拒否するかはその人それぞれの自由であることが重要である。ただし、少数派になればなるほど生きずらい世の中になるのは間違いない。