寒波 ジュリアーニ氏 裏金問題 生産性

 晴れ、気温はマイナス15度。寒気が北海道を覆っているため冷え込みは厳しい。

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 今日も道内は局地的に大雪となり交通機関がマヒしている。特に留萌、岩見沢は雪雲の通り道となり積雪が多く全国ニュースとなっているが、道内すべてがそういった状況ではないところが北海道の広さを表している。

今季最強寒波とJPCZの影響続く 23日も交通障害に警戒 大雪と厳寒いつまで(気象予報士 吉田 友海 2023年12月22日) - 日本気象協会 tenki.jp

 今回の大雪の件で天気予報の中で登場した見慣れぬ単語、JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)。この現象は古くからあり今年から起きた現象ではない。冬の時期、シベリア大陸の寒気で冷やされた偏西風が朝鮮半島白頭山に当たり、そこから2分された風が日本海上でまた収束する際、渦巻きができる。それが低気圧の核となり次々と積乱雲(雪雲)を作り出すことによってその前方にある日本列島側に大雪を降らすようになる。この現象は冬だけではなく当然一年中起きる可能性のある現象なのだが、丁度偏西風が蛇行して白頭山に当たる時だけに発生するわけである。そして、丁度今がその状況にあるわけで、偏西風の蛇行の周期が4から6週となっているため運が悪ければ一月ほどその状況が続く可能性があるわけでその辺りはまさしく風任せはである。

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 このニュースで驚くことは、やはりアメリカの制裁的賠償金の多額さである。日本の損害賠償が多くても何千万単位なのに比べてしまうと驚きしかない。そして、もう一つ驚くとしたらジュリアーニ氏の財産が驚くほど少ないということである。ニューヨーク市長を務め、更に大統領の弁護士にもなっていた人物にしてはというところである。それほど懐事情が芳しくなかったのかそれともすでに何らかの財産分与を行っているのかのどちらかだろう。その辺りはニュースでは触れられてはいない。この賠償については、やはりトランプの弁護士についたのは失敗だったと言わざる負えない。有能な弁護士であれば自分が不利な状況に陥るような発言はしないはずで、そもそも弁護士というよりは政治家よりの活動を行っていたからと思われる。

 

「あれだけ総理になりたい人がカネと女でつまずくなんて…」黒ビキニ秘書とコネティング外遊報道に架空パーティ? “疑惑噴出”西村前経産相の八方ふさがり(集英社オンライン) - Yahoo!ニュース

 今回の裏金問題で出てきた西村氏の醜聞。総理大臣候補として名がある人物だけにこの躓きは彼にとって青天の霹靂というところでまさしく英雄色を好むを実行しようとしたのかもしれないが残念ながら英雄にもなっていなかったということだ。

亀井静香氏『何億円もの金を1000万単位くらいで配ってましたよ』『派閥が議員に金を配るのは当たり前。なぜ届け出なかったのか』【自民 裏金疑惑】(2023年12月22日) - YouTube

 この件について長老と呼ばれる元議員が集まり会食を行ったところにテレビの取材が入った。登場人物が小泉純一郎山崎拓亀井静香という3人である。叩けば埃が出るような人物だったが、それなりに政治闘争を生き抜いてきた3人ともいえる。3人とも派閥を率いてきた経験があるため今回の件は当たり前のことと思っている節はある。特に亀井氏などは元警察官僚という職を経験してきただけに国治安を守る側にいた割にはそういった意識が希薄な人物がいたということが恥ずかしい出来事でもあるわけである。もしすべての警察官僚がこういった気持ちでいるのならどうして犯罪者を取り締まれるのか疑問に思うのは当然である。

日本の労働生産性“過去最低”30位に OECD加盟38カ国中 ポルトガル並み(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース

 このニュースのネタ元は日本生産性本部というシンクタンク。日本の労働者の質が下がったというよりは、日本政府の方針で下がったというべきだろう。その理由はやはりコロナウイルスの影響が大きく。さらに言えば日本人気質ということになる。日本の大きな批判が起きそうなところは慎重になるという気質である。今回のコロナについては多くの被害が予想されるということでその被害を食い止めることに勢力を注ぎ込んだ結果である。そういう観点で見れば他の国は、そういった国民を守るという行動についてどこかの時点であきらめるということが日本よりあっさりしていたということである。だから、あれだけ被害が出てもこれ以上は対策をしないという方針転換しそれに対して国民も自分の命は自分で守るものという意思統一がなされたということだろう。それと比べて日本は、被害が出れば日本政府のせい、一人の命でも助けるのは当たり前というようなヒステリックな状況に陥っていたと思われる。その気質を変えるのは難しいだろう。