地吹雪 SLIM 京アニ事件

 曇り、気温はマイナス11度。昨日からの地吹雪は漸く小康状態となっている。昨日は降雪と、ところどころに吹き溜まりができその雪を除雪するのに一日に何回も雪かきをすることになった。そして、とどめは夜遅くに除雪車が入り家の入口に雪を置いて行ったのだが、もうすでに雪かきをする気力もなくそのままの状態である。

 

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 低気圧は千島列島の方へ移動はしたが、依然として強い冬型の気圧配置となり日本海側を中心に風と降雪は続きそうである。それにしても昨日の風は台風並みの強い風であった。

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 この吹雪の影響でJRも殆どの列車で運転見合わせとなり、道内の交通機関の殆どがマヒした形となった。

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 太陽光パネルが作動しないため着陸後のデータ送信に使用できる電力は、内臓電池のみとなり着陸データを優先的に送信するのに使われた。その結果、SLIMは逆立ちした状態で着陸しているのが分かった。その映像は、同時に着陸したSORA-Qによって撮影され送られてきたようだ。

 着陸地点は、当初の計画通りピンポイントで予定地点についたようだ。何故、SLIMが逆立ちして着陸してしまったのか解析が必要で、このような姿勢で着陸した場合、正常な姿勢に戻す何らかの方法が無かったのか気になる。地球では、何度も着陸姿勢のシミュレーションを繰り返したはずで、失敗したのはやはり実際の月の環境、例えば6分の1の重力や着陸地点の地形の状況で転がってしまったのかもしれない。

 今後、太陽光パネルが発電できるようになれば何らかの方法で姿勢を変えることは可能かもしれない。今のところ内臓電池の消費を抑えるため活動を停止しているようだ。

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 昨日、京アニ事件の青葉被告に死刑判決が下された。ただし、地裁判決であるのでまだ刑が確定したわけではない。

 被告にとって京都アニメーションはあこがれの存在であったはず。それは事件の前に彼が自分のアイデアを送っていたことでもわかる。しかし、そのアイデア京都アニメーションが採用されなかったことから犯行を計画したことは逆恨み以外に無いとしか思えない。彼が奪った命は36人。もし彼が犯行を実行しなければそれぞれの犠牲になられた人たちが今も生きて人生を送っていたと思うと心が痛む。彼が死刑になったとしても亡くなられた人が生き返ることは無い。それが返す返す残念である。