J1リーグ第3節 vs 浦和 0-1

 雪の中の札幌ドーム。入場前は晴れていたが、昨日の夜に降った雪が新雪となり道路を白く染めていた。前日はアスファルトが出ていたのでちょと冬に逆戻り。

 

対浦和 ホーム開幕試合

 試合当日GKが菅野選手のケガで阿波加選手となっていた。前の試合ではサブに中野選手が入っていたので少し驚き。高木選手に加え菅野選手の故障というとっても不安なGK陣。当然復帰に2,3か月掛かると予想され、コンサドーレにとって悲しい出来事である。

 そして、相手は浦和だが、さすがに雪の北海道には大量の移動は無かったようで何時もの半分程度のサポーターの来道になったようだ。そういえば去年の試合でガラの悪かった浦和サポーターもいなかったようであるが、声量は遥かのコンサドーレのゴール裏を圧倒していた。浦和の声援が大人の男の声だとしたらコンサドーレ側の声援は少年の合唱の声に似ている。その分人数で勝っても迫力に欠ける。

 もう一つ感じるのは、応援歌のリズムがスローでもう少しアップテンポにすると選手に気持ちが伝わり易いのではないかと思う。多くの応援歌がお経のテンポで歌われるため時折眠たくなるような気がする。

 

 試合前の練習が終わり選手紹介に至る。浦和の選手の名前が読み上げられ、コンサドーレの番になりグッチーが声を張り上げるが映像が出ないというトラブルが発生。スタッフが一生懸命対応していたようだが中々始まらない。幸先悪いなーと思ったが結果的には今日の試合を占ったようなものだった。

 

 試合開始、コンサドーレと同様勝ちが無い浦和は見るからに動きはまだまだだった。ホームのコンサドーレもキャンプが終わりホームに戻ったばかりでこちらも同じように動きは悪い。特にケガ明けの武蔵選手、浅野選手、青木選手などは先発になったが動き的にはまだまだミスが多い感じがした。ケガ明けですぐに活躍できるわけはない。その辺り分かっていても先発させなければ致し方ない状況であるのは間違いない。

 その中で、前半ももう少しのところで浦和選手に裏を取られ上げられたボールをドンピシャで決められ先制されてしまう。ボールが上げられ瞬間に前に飛び出したためコンサドーレの選手が付ききれなかった。

 前半はシュートらしいシュートは無く、同点に追いつけるか不安のまま後半に入る。

 浦和は時間を使いながらチャンスを作ろうとするため結構コンサドーレがボールを持つ時間が増える。しかし、コンサドーレの攻撃の際に既にゴール前を固めた守備にシュートは跳ね返されるばかり、混戦からシュートを打つが相手選手のブロックに会い、惜しいミドルもあったが相手キーパーに跳ね返されると一点が遠い。

 後半の後半、田中克幸選手、原選手、田中宏武選手と若手が投入されたが、動きは若手の方が良かった気がする。鈴木武蔵選手と浅野選手が調子を取り戻せば得点を入れられそうな気がする。

 

 次の町田戦もドームに行く予定である。好調を維持している町田に勝てるかどうかそれまでに選手達の連係が上手くできればと思う。まだまだこれからと言いたいところだけれどもやはりFWの補強が必要な気がする。