J1リーグ第6節 vs 名古屋 1-2

 4月3日の水曜日、平日の夜という時間帯と更に4連敗中というコンサドーレの試合に訪れるサポーターは、本当に好きな人に違いない。その数9千人余り。

対 名古屋 札幌ドーム

 この試合、ノーザンファームの77番チッチが応援に駆け付けた。何か切っ掛けが欲しいコンサドーレにとって勝利の女神となるのだろうか?

 

 GK 菅野

 DF 馬場、岡村、中村

 MF 浅野、宮澤、荒野、菅

 MF 小林、鈴木、駒井

 

 ケガから復帰の宮澤選手がボランチに入ったことで前半のボールコントロールは見違えていた。殆ど名古屋に攻め込ませずコンサドーレの攻撃が続く。その中で訪れたチャンスに馬場選手が先制点を挙げる。前半で得点を挙げたのは今季初でサポーターが盛り上がる。

 ここでたまらず名古屋が動き、パトリック選手から永井選手に前半で交代する。これがゲームの綾であった。

 前半は1点リードで終わり、このまま1点を守り切る試合を選択して欲しかったが、本心は守り切れるなどと到底思っていなかったわけだけど。ミシャは当然攻めることを選手に臨むわけである。

 後半、攻め込みながらもカウンターを食らいペナルティエリア内で菅選手が相手を引っ掛けてしまう。こうなれば菅野選手にPKを止めてもらうしかないと祈って見守り一度は弾いたのだが結局跳ね返りを頭で決められてしまい同点になる。

 

 何としても得点を取り勝って欲しいと願うのだが、ガス欠した選手を交代させながらも攻めあぐねるコンサドーレのあざ笑うかのようにカウンター一本から永井選手にループシュートを決められ敗戦となる。誰が悪いというわけではない。この試合選手の気迫は見えていた。しかし、後半の後半、カバーが遅れてしまったのはある意味運のなさともいえる。

 

 既に対戦チームはコンサドーレに対しゴール前を固めDFラインの手薄なところを狙えば勝てると踏んでいる。本当に後半の守備は足が止まるとすぐにざるになる。毎試合感じることである。一試合通して守り切れる選手がコンサドーレに居ない。それが敗因の一つでもある。後はFWが得点を決められないというところ。この試合もDFの馬場選手が得点する形となった。本当に強いFWがいなければ守り切れる選手もいないという中で選手を上手く使う監督の手腕を見せて欲しい。相手が既に対策を立てているのにも関わらず、現選手で得点を取ることができないのなら勝つことは不可能だろう。ここでミシャをあきらめるのかそれともJ2まっしぐらでも仕方ないとあきらめるのかそろそろ瀬戸際にきている。この責任はGMとミシャにあるのは間違いない。とはいっても金がないないいう中でどこまで望むのか?サポーターは試されている。