変わる韓国 ロシアの策略 トランプは世界変動の引き金を引いた

 晴れ、気温は4度。

 

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 低気圧が東に去り北海道は高気圧に覆われ晴れ間が広がる。しかしこの晴れ間も長く続かず明日には徐々に天気が崩れ雨模様となる予想。

 

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 韓国の大統領が罷免され大統領選挙が行われるようだ。大統領任期中の突然の戒厳令は韓国民を驚かせたようだが、それなりの理由が尹氏にはあったようだ。それは思った以上の北朝鮮勢力の韓国内への浸透で民主主義国家の維持も難しいと思われたことのようだ。韓国はこれまでアメリカ軍の進駐後、保守政権が続いた。その反動が国民に反米運動を広げた理由になり、その後のクーデタの後、軍政を経て保守政権が続いたことと無縁ではないだろう。その長い期間が根深い親北組織を形作った感がする。それに対して日本は、政府が韓国を支援するとともに北朝鮮にも慮ってきた。それが北朝鮮の冗長を生み国家の存亡の危機を防ぎ延命させてきたといえる。日本国内にも北朝鮮をルーツとする人あるいは企業が存在し少なからず日本政府に影響を与え続けてきている。

 尹大統領は、そういった過去のしがらみを捨て新しい日韓関係を構築しようとしてきたが、今までの反日を方向転換することが韓国国民に受け入れられなかった部分もあるだろうと思う。今のところ次期大統領の有力な候補として反日感情が強い野党の党首が上がっており、そうなればまた極端な揺り戻しがあるかもしれない。

 

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 トランプは簡単に主導権を握れると考えていたようだが、ベトナム戦争の教訓は生かしていないようである。あの時、アメリカはベトナムに介入した時に簡単に片が付くと思って歴代の大統領は介入したわけであるが、結局はベトナムからアメリカは追い出された。その教訓から言えば、相手が下手に出ると思った相手が反撃すると大国の意識から強引にことを進めようとする癖がある。そこを相手に突かれると案外脆い国と思われているようだ。プーチンは既にアメリカ国内は分断されていることに気付き、トランプが強引にことを進めたときの国内あるいは国外の反発により引くことを知っている。トランプを怒らせれば怒らせるほどマイナス効果を生み結局アメリカの意図しないところに決着することだろう。ある意味プーチンの寝技に捕えられようとしているのが今である。第一次政権時代の北朝鮮に対する核兵器の放棄交渉も同じようなやり方で失敗しているだけに傍から見て何も変わっていないと感じるわけである。

 

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 トランプが他国に対する関税強化を進め世界はプチ恐慌を迎えている。日本の株式市場も4千円程下げている。これでアメリカが一人勝ちするならトランプ大勝利であるが、世界経済はそれぞれが複雑に絡み合っておりどこかを突っつけばどこかで突き返されるようなものである。アメリカもそれなりの実害が及ぼされるのは経済原則の教科書を実践する形である。

 今回のやり方は社会主義経済の導入と同じである。他国からの流入を抑え需要を国内生産だけで賄う方法に近い。それは江戸時代までの日本と同じで鎖国政策を取っているようなものである。それが国内の発展を妨げていたが国民はそれに気付かないで入れたのも情報化が今までよりも進んでおらず、他国の様子が見えないような時代だったからでもあった。それをアメリカが享受できるはずもなくどこかで世界から圧力を掛けれらることだろう。それが経済的なものなのか軍事紛争なのかあるいはそれ以外のものかは分からないが何年かの後に大きな反動が世界を襲うだろう。