人類の脆弱性

 曇り、気温はマイナス14度.今日は全道的に真冬日になるとの予報である.その理由は、北海道の上空に強烈な寒気が押し寄せているからである.今までも寒気は居座っていたのだけれども、それが南下し寒気の強烈な部分があると言うことである.

 

 毎日、新型コロナウィルスの話題が尽きない.昨日も書いたが、心配なのは医療設備が余り発達していないアフリカ、南アメリカに感染が広まることだろう.遅かれ早かれウィルスは蔓延することは間違いなくその時期に特効薬が出来ていなければパンデミックということになる.

 古くは、コレラ、ペスト、スペイン風邪と世界に蔓延した.どれもこれも人の交通があればあれほど広範囲に広まっていき、それに対する特効薬が無い場合、多くの死者を出し収束を迎える.

 その終わり方は、やはり人の免疫の獲得によるものである.免疫を獲得した者だけが生き残る世界から、徐々にその病原菌に対する特効薬が生み出され、免疫というより発生を最小限に抑えることができるようになり、それからの大流行を防いできたともいえる.

 我々の思っているより人類は脆弱な基盤に成り立っていると言える.その一つは、やはり人間の免疫が脈々と受け継げられるわけでは無いということである.更に未知のものについてはそれすらないのが現実である.

 今回のように存在が判っていてもそれに対する対策が無ければ人間は無力である.それが今後も人類の歴史に刻み続けられていくということになる.

 

 

 

 

中国国内に封じ込めることが重要になる

 晴れ、気温はマイナス12度.昨日は今年一番の積雪だった.1月初めの頃の積雪はこのまま根雪にならずに春が来るのではないかと思わせたが、見事に裏切ってくれた.この雪でスキー場も全面開放になるのではないだろうか.

www.yomiuri.co.jp

 

 今週、来週が感染者のピークと考えられていたが、このピークがだらだら続きそうな感じである.やはり、半年は沈静化に掛るだろう.そうだとしたら世界経済に与える影響の大きさは計り知れないことになる.

 当然その影響は日本にも及ぶのは確実で今更ながらこういった感染症の恐ろしさである.幸いながら日本での爆発的な流行は起きなさそうな感じである.今までは、インフルエンザもこの時期大流行しているはずだが、それもコロナウィルスの予防のために少し大流行も収まっている感じがする.人の移動は感染症を広めるという事実を証明したようなものである.

jp.reuters.com

 WHOは人の移動も貿易も制限は不要であると言うが、感染症を予防するためには人の移動を制限するよりほかは無い.無秩序に人の往来が続けば防疫はできない.

news.livedoor.com

 今回の件で、やはり初動の対応が隠ぺいにより遅れたのが大きい.もし1月初めから武漢を閉鎖していたらと考えると中国という国の欠陥が見えてくる.一党独裁で何事も党が決めるという体制は、10日で1600床の病院を建てるということができる反面、上層部の反感を買わないために自分たちの不利益になることを隠すという体制になってしまう.今回の件も上にお伺いを立てなければ公表できなかったと武漢市の関係者が語っていたが、組織が硬直化するという例である.それは、日本の至る所で起きていることでもあるので他山の石として心に留め置くべきだろう.

 

 上にも書いたが感染症を抑え込むには、時を逸してしまったのは残念なことである.今いる感染者が他の者に移さないような態勢がとれるまでは続く.世界的に中国人の移動を制限したことによって、中国国内で治まるのを待つしかない.

 しかし、この感染症が世界を回ることによって変化し、更に強力な感染力と毒性を獲得しないことを祈るのみである.

 

 

 

新加入選手

  曇り、気温はマイナス11度.寒暖差が激しい日が続いている.コロナウィルスの前に風邪等で体調を崩す人が増えてしまう可能性がある.

www.consadole-sapporo.jp

 タイでの一次キャンプが終わり、これから沖縄でのキャンプが始まるというタイミングで外国人選手の加入が発表された.それもFWである.

 足りない部分はやはりDFかなと思っていたがそうではなく長身FWということは、トップでポスト役ができるジェイ選手の役割を期待なのだろうか?あるいは、どこかのタイミングで武蔵選手等が海外移籍の可能性を考えてなのかその辺りは良くわからない.

 

 今年のコンサドーレは、前からの守備をうたっている.奪われたら奪われた時すぐにプレスを掛け相手のカウンターを少なくとも抑えるというところなのだが、この点で気を付けなければないことは、最終ラインのオフサイドラインを難なくクリアする俊足選手がいるチームと試合をする場合である.

 この部分は、前からプレスするチームの弱点となる.それを防ぐためにDFの選手も駿足の選手が求められている.

 前からプレスを掛けるチームの代表であるバルセロナも時折DFの選手が置いてきぼりになりカウンターを食らって失点する場面を見る.

 バルセロナにおいて前からのカウンターが有効なのは、やはり相手チームをハーフラインより後ろに常時下げることができる攻撃を備えているからである.その役割を担っていたのがスアレス選手だが、つい最近膝の故障でチームを離れてから、きわどい試合が続いている.

 コンサドーレの場合、DFラインの選手の足は決して速くない.その点でカウンターを食らうと危険性は増すため、どうしてもそこが今年のコンサドーレの課題だと思っていた.

 攻撃に勝る守備は無いというが、両方のバランスが取れていて初めて勝利の確率が上がることは言うまでもないことである.その辺りの守備の構築が今いる選手で完成しなければ今シーズンは苦労するだろう.

 

 もうすでに2月、ルバンカップの試合は16日に始まるのだから日が経つのは早いもんである.

 

 

この先の危険性

 曇り、気温はマイナス3度.日中もあまり気温は上がらないようである.

 

 

www.afpbb.com

 毎日、この関係のことを書いているが、中国国内のピークは来週になるのだろうか?

 

 そして、近くのドラッグストアからマスクが消えた.この動きは、石油危機の時のトイレットペーパーを思い出す.群集心理というか、乗り遅れまいとする人間行動がそういったことを引き起こす.

 トイレットペーパーがこの先品切れになる可能性が低いにも関わらず備蓄しておかなければならないという心理は、生まれ持った動物の本能を引き継いでいる結果だろう.

 

 マスクは万能ではない.今回のようなミクロサイズのウィルスは一般のマスクを通り抜ける.マスクをしていて咳をした場合、唾の拡散は防げるが、それ以上効果は無いし、マスクを四六時中取り換えなければ、マスク自体にウィルスが付着した場合、マスクが汚染源となりそれが感染の危険をもたらす.マスクは万能ではないが、安心感を与える一種のお守りのようなものである.

 咳をするとき口を手で覆うくらいのマナーが必要だし、すぐその手を手洗いする習慣も必要である.

 

 この先のことは何もわからないが、まず気を付けなければならないことは不要な外出をできるだけ避け人混みに加わらないことである.それが一番の予防法になる.

 日本で大流行は以前にも書いたが、比較的衛星的な環境が保たれているため無いと思う.

 しかし、この先の問題としてあるのは、今回流行したコロナウィルスが野生動物の中に入り込み、更に変異することだろう.動物からの感染は無いという常識のようなものは今後無いと考えてよく.コロナウィルスの感染の危険性が今回いったん収まったとしてもこの先ありとあらゆる環境で発生する可能性が出来たということは人類にとって脅威だろう.

 ワクチンの開発が急がれているが、コロナウィルスが変異を繰り返せばそのワクチンは無効になる可能性があるためインフルエンザウィルスのように毎年大流行する可能性があるのは間違いない.

 

 コロナウィルスに限らず、色々な病原体がこの先も現れることは間違いない.更に、危険なのは生物兵器の開発が簡単になったことである.犯罪を企てようとする人間は、恒久的に施設を維持する必要は無く簡易的な建物で行っても彼らに影響が無ければ実施してしまうだろう.そういった危険性もはらんだ世の中で、取り締まりができるか世界的な体制の協力は不可欠である.

 

緊急事態宣言

 曇り、気温は零度.昨日の暖気で融けた雪が凍りツルツルで歩きにくい.

www.nikkei.com

 ついにWHOも緊急事態宣言を出さざる負えないところに来たということである.以前から言っていたが宣言が遅すぎである.最初に言っていた人から人への感染は認められない等の言葉は結局多くの国の判断を誤らせたということである.

 緊急事態宣言が出たからと言って何かが直ぐに変わるということではない.各国が協力して事態収拾にあたるということである.そして、中国への人の移動や物の移動に制限が掛ることが無いようにと一言付け加えられている.

 これは精一杯のWHOから中国への配慮なのだろう.しかし、感染の広がりを防ぐためには人や物の移動を制限しなければいけないのは明らかで、その点で発生源の中国からの移動は制限をかける必要がある.

 

 これは日本経済にとって大打撃だろう.何故なら物の生産を中国に依存している部分がかなりある.また観光産業も多大な影響を蒙るのは確実である.数か月の我慢であれば可能だが、これが年単位のスパンで継続するならちょっと危ないと言わざる負えない.

 また、今年の夏計画されている東京オリンピックは、大きな影響を受けることは間違いなく、期間をずらすか中止する判断が必要になる.

 

 環境問題が世界で重要課題になっているところにこの騒ぎが起きることになった.これは人類にとっての試練ということになる.こんな時に、大地震などの自然災害が起きないことを祈るしかない.

 

 しかし、あの中国の感染封じ込めに対する自信は、中国の巨大さゆえの脆さを露呈した.あれだけの人口を抱えた国をかじ取りするのは至難の業である.

 

 

 中国から世界を目指した多くの渡航者の中に感染者が大勢いたことは間違いなく.それが今回の感染拡大の理由だとしたら、渡航制限は必ず行わなければならないし、国内の日本人の移動もある程度制限しなければならないのではないだろうか?

 政府首脳たちはこれを決断できるだろうか?他国のことを笑ってばかりではいられない.

 

 

今から医療機関への支援をする必要がある

 曇り、気温は2度.久しぶりにプラスの気温になった.さすがにこの気温だと暖かく感じる.今日は道東を中心に大荒れの天気と予報されている.普段あまり雪が降らない地域なので被害が心配である.

 

 このところずっとコロナウィルスのことを書いている気がするここまで来てもWHOは非常事態宣言は発しないようである.

www.nikkei.com

jp.reuters.com

 ここまで世界的に感染が広まっている状況でWHOが直ぐに対応しない場合、日本国内の問題になる.

 日本国内でも日本人への人々感染が起きている状況で、既にコロナウィルスに感染している人は10倍いると考えてよい.潜伏期間が2週間程度あると考えられているため、その間に隠れ感染者が他の人に移して回る可能性があると考えると今週末から来週に掛けて100人規模の発症者が出てもおかしくない.

 その場合でも日本国内の初動体制が機能していれば上手く収束できる可能性があるがどこかで破綻すると大変なことになる.

 

 破綻して大変なのは、コロナウィルス感染者がまず移動するのは医療機関である.そしてその医療機関には、大勢の持病を持つ人が大勢存在するということである.今回のコロナウィルスは、そういった持病を持つ人への感染が起きた場合重症化する可能性が高いので、もし、医療機関にそういった人が溢れた場合その機能はストップしてしまう.何故なら普通一般の病院には重篤感染症患者が発生した場合収容できる人数が限られているからである.一瞬でパニックになるのは眼に見えている.

 

 国にはそういった医療機関が増えることを想定して緊急の対策を講じてもらう必要がある.もし、日本でも中国と同様な感染状況になれば東京オリンピックは開催できないだろう.

 

 一つ楽観しているのは、日本国内が比較的清潔に保たれていることである.その点で大流行はしないのではないかと思うのだが、この先どのような展開になるか見守るしかない.

 

 

次はアウトブレイクか?

 雪、気温はマイナス4度.今日は北海道上空に低気圧が入り込むため吹雪になるところが多くなる.それでも今日の最高気温がプラスになるので霙か雨になるところもあるという不思議なことになる.

www.yomiuri.co.jp

 コロナウィルスの件、とうとう日本でも日本人の感染者が出た.ある程度の範囲で感染を抑えないと日本経済は大きくマヒする.それを見越しているのなら良いが、何の方策もないなら終わっている.

 1月の中国人の渡航者の数からいって日本国内の広まりは大きくは無い.その理由の一つとして考えられるのは、感染しても重篤な症状にならず医療機関に掛らない一定の割合の数が居るのだろうということである.

 中国人の観光客にスプレッダーは混じって来日する.当然飛行機を使うので、あの密室空間に閉じ込められて何時間も移動するわけであるから濃厚接触した人数は相当数である.それでも実際に症状を出す人が限られているのは、感染力が強くないか、感染力が強くても症状は重症化しない場合だろう.

 この先の状況は不明だが、潜伏期間を考えるならアウトブレイクするのは今週末か来週に掛けてということになる.

 その場所は、随時中国人観光客が集まる地域、北海道では、札幌、千歳、そして観光地の温泉くらいが一番危険ということになる.

 休みだからと言って無理に外に出ず大人しく自宅待機している方が好ましいい.人混みは避けた方が良いだろう.