恨みの連鎖

 晴れ、気温はマイナス3度.雪は無いが寒さは真冬並みである.これから徐々に荒れ模様になるとのことなので家に帰るころにはどうなっているのだろう.

www.yomiuri.co.jp

 この事件、報道された時はいじめが原因ということであった.しかし、徐々に理由が明らかになるにつれ被害者からそんなひどいいじめを受けていたことは無かったようだ.これについては、これから先どれほどこの事件を理解できるか判らない.

 それにしても一つの命が奪われることの簡単さを思うといたたまれない.殺されないでいたら有ったであろう残りの人生を思うと可哀想と思うし、この事件を起こした加害者もこれがきっかけで人生を大きく踏み外してしまったことを思うと何故と思う気持ちしかない.

 

www.jiji.com

 遠い国の話であるが、こちらも恐ろしいことである.米軍が駐留していた時期にも戦闘が有り死者が出ていた.そして今、米軍が去り抑えられていたタリバンが実権を握るとそれまでの復讐とばかり相手を殺戮する.憎悪の連鎖というべきだろう.

 お互いの主義主張が違えば対立が起きる.遠く離れた場所にいるのなら争いにはならないだろうが、同じ土地で生活しているならそれは争いの火種になる.

 

 昔、学生の頃、学校の教師は暴力はいけないという派とその真逆に暴力で威圧する教師が存在した.暴力反対派は、話し合いで心が通じれば争いが無くなり平和になると語った.暴力で威圧する教師は、話し合い以前に自分の言うことは絶対だと言い反抗する生徒に暴力を振るい制圧しようとした.

 しかし、この教師たちが殴り合いをしたとか話し合いをしていたのか判らない.しかし、暴力はいけないという教師は、詭弁を弄し相手を丸め込もうとする輩もいたわけで、全てが信頼できる教師というのがいたのか不明である.

 話し合いで解決しようとして前に出た途端、銃で撃たれてしまえば話し合いはできないはずでそれを防ぐために自分達も身を守りながら話し合いに進むことになる.話し合いをするにはお互いのパワーバランスの均衡が必要なのは大人になって判ることである.

 今回のアフガンの争いもどちらか側が有利になれば話し合いは行われずまず相手を屈服させようとする.頭を下げたほうが相手に従うということである.それに我慢できない場合、何時かこのバランスを翻してやろうとする.

 人の中にある恨みや妬み、その力は人類が生き延びてきたころから不偏にもつ感情である.それが無くなるのは死んだ時である.

 

 

 

不可逆的な進行

 曇り、気温は1度.今週は、晴れの日が多く過ごしやすかったが徐々に冬に戻っていくようだ.

www.youtube.com

 海外との交流を完全に止めなければオミクロン株の侵入はこれからも続いていくだろう.幸いにして新型コロナウイルスの感染は国内では落ち着いているのでそれ程大きな影響を与える状態ではないが、今後の状況如何では医療逼迫も考えられるだけに手洗いマスク等の予防策は重要である.日本国民の殆どがこの予防策をとっているためインフルエンザの流行を聞かない.こういう生活を送っているとインフルエンザも大きな流行は無いのかもしれない.

 

www.youtube.com

 ロシアのベルホヤンスクで観測された気温(2021年6月20日)が北極圏の観測史上最高気温とWMOが正式に確認したというニュース.日本で38度は真夏では起こりうる気温であまりピンと来ないかもしれないが、場所は北極圏である.夏でも気温が上がらないとされた地域でも日本並みの気温になるということである.確かに特異的に気温が上がっただけかもしれないが、そうとも言い切れないところが怖いところである.何故なら気温が上がることは北極圏圏内の永久凍土が融け出すと同時に土が顔を出すことで太陽が地面に与える熱量が増えていく結果になる.その露出する土の面積が増えれば増えるほど地表熱は上昇し連鎖的にその周囲の永久凍土を融かしていく.その結果どうなるかといえば永久凍土内で蓄えられていた温暖化ガスが空気中に放出され、更に永久凍土内で腐敗せずに保たれたていたものが腐敗しガスを発生する.そして、そのサイクルが進めば地球の温暖化は一層加速されていくことになる.

 いくら人類がこの先の地球温暖化ガスの排出を止めようとも森林の減少もあり効果は得られなくなりそうである.いくら人類が増加を止めようとしても無力だと判った時果たして人類はどのような行動を取るのだろうか.考えるだけ恐ろしいことになる.

 もしかすると今回の新型コロナウイルスの流行は、そういった人類が破滅に向かう道筋を示す病だったのかもしれない.そんな風に考えてしまう.

 しかし、この環境の変化により人類が滅亡して良いとは思っていない.環境の変化に耐えうるような策を講じてこの先も人類は生き延びていくのだろうと思う.しかし、生き延びるために他の生物との生存競争が始まるのかもしれない.

 

地球環境を守るために

 曇り、気温はマイナス4度.昨日はふたご座流星群が最大になる夜だったが、外を見れば月の明かりろ薄曇りで良く見えない時間が多かった.その代わりにYouTubeでライブ放送していてその様子を見ていた.

 

 

jbpress.ismedia.jp

 知らないということは全くもって恐ろしいことで、地球温暖化による影響がすぐそこに来ているのに自分の身の回りの様子だけ見て問題ないとやり過ごしてしまう.地球環境は大きすぎて自分一人の努力で何とかなるものでもない.そういう詭弁を用いて見て見ないふりをしているのだろう.

 上記の記事は、北極圏で何が起こっているのか直接見て感じた人しか判らない事実である.多くの人がその現実を知るべきなのだが、それを真面目に放送しようとする局は少ない.日本の国会議員は総出で北極圏に行って視察すべきことである.地球温暖化の影響は必ず日本にもあり、国民が被害に会う確率も高まることである.

 

www.yomiuri.co.jp

 地球温暖化の影響の一つである、自然災害の規模の拡大.この竜巻はアメリカ国民に何を考えさせただろうか?このまま行けばどこに住もうと自然の驚異から逃れられないと考えただろうか.

 アメリカには地球温暖化は無いと発言する元大統領が居た.果たして彼はこの災害に対して何と思うのだろうか.今でも地球温暖化は無いと信じているのだろうか.

 

 今回の新型コロナウイルスもそうだが、人間が地球環境を変える度にその影響は人間自身に跳ね返ってくる.それが判っていても人間は自分の欲望の赴くまま行動してしまう.その罰を受けても尚、同じことを繰り返すのは人間がこの文明を築き上げた一つの要素なのだが、それが不幸にして副作用を及ぼすことになる.

 人間が幸せになろうとすればするほど、それ以外の動物、昆虫、魚などの生物が滅ぼされて行き、環境も同時に破壊されて行く.

Qシリーズ終了

 晴れ、気温はマイナス4度.薄っすらと雪が積もりその下に隠れた氷が見えなくなっているため変なところに足を置くと滑って転びそうになる.今日あたり滑って転んでけがをする人が増えてきそう.

 

 

news.golfdigest.co.jp

 本当は、早い時間帯からWOWOWオンデマンドで見る予定だったが、目を覚ますと時計は午前6時を回っていた.ネットにつないで確認すると渋野選手が20位タイでホールアウトし、古江選手は7位でホールアウトしていて、2人とも来年の優先出場権は得ることが出来ていた.

 このアメリカの来季出場を掛けた権利を争うトーナメントは、8日間という長丁場で争う賞金の掛った試合でもある.最低45位以内に入れば来季の出場権を得られるのだが、上位20位以内に入ると出られる試合が増えるという形式である.

 それで、昨日大崩れした渋野選手は、今日は、29位からのスタートとなり20位以内に入るには厳しい最終日となってしまった.そして、古江選手は終始安定したゴルフを続けており20位以内は確実であり、これは優勝しなくともそれ程先につながるわけではないのでこのままプレーを続ければ安心して来季の予選は通過できる状況であった.

 最終日は見ていないのであれだが、渋野選手は4日間というこれからのトーナメントに向けての課題は、寄せとパットと安定性ということになる.アメリカ国内のゴルフ場の芝は、日本にほとんどないバミューダ、ティフトンなどの芝で、大会を行うような整備された日本のゴルフ場のような絨毯の上のような芝生ではないのが難しいだろう.このトーナメントでもラフからのショットで正確性を欠き、寄せでも距離感に苦労していた.今季あれだけ試合に出てもアメリカのコースに対応できているとは言えない.また、ドライバーの飛距離についても優勝を目指すならもう一つ距離を稼ぐ必要があり、スイング改造からの試行錯誤から苦労していたが、更に次のステップに向かう必要があるだろう.

 古江選手は、このトーナメントを通じてショットの距離感、方向性は及第点をとれる内容だった.あの正確性は、来季アメリカのトーナメントに出場しても安定して上位に入れるものを持っている.彼女の強みは大崩れしにくい点である.彼女に必要なのは、ドライバーの飛距離に尽きるだろう.何故なら、彼女のように安定したショットを随時出せる選手は大勢存在する.そこで違いが出るのはドライバーの飛距離である.同じくらいの身長の畑岡選手が何度も優勝できているのはショットの正確性の他にあの身長で繰り出すドライバーの飛距離が上位の選手と比較して劣らない点である.その辺りをどう工夫するのか興味がある.

 来季の両選手の挑戦であるが、渋野選手はアメリカにどっぷりと漬かっていきそうな行きそうなインタビューの答えであった.古江選手の方は、日本のスポンサーの関係と賞金女王にならなかったため長期のシード権を得られていないことから軸足は日本ということになりそうである.その点がちょっと苦しい日程となりそうであるが、今回のトーナメントの有効期間が1年であるため出られる試合を増やして上位の成績を収めながら来季の出場権を獲得するという結構難しいチャレンジが必要である.

 日本の女子選手も徐々に国内大会のみではない選手が増えてきており、畑岡選手、笹生選手というようにアメリカでも確実に上位に行ける選手がすでにおり、今回出場した渋野選手、古江選手が加わると毎回日本人選手が必ず上位にいる試合が増えるだろう.

 今後、女子プロ選手は今回の結果を受け自分もアメリカの試合に出るようにしたいと思う選手は増えていくだろう.そうなると国内のトーナメントが寂しくなると思われるかもしれないが、若い世代の底上げはもの凄く、稲見選手のように若くして賞金女王となる選手も今後どんどん出てきそうである.

 最後にあれだが、日本国内の男子プロ選手の活躍については本当に残念である.今回のJTカップの優勝者が谷原選手であったことを考えると若手の底上げが上手く働いていない感じがする.日本を代表する選手に松山選手という存在がおり、それに続く選手がいないというのが現状である.今回賞金王に肉薄した金谷選手が来季アメリカに参戦するようだが、上位に常時顔を出すような選手には今のところ成れないだろう.日本の男子プロに欠けているのは、自分が世界の頂点に立ってやろうとする野心だろう.

四方田さん頑張って

 曇り、気温は2度.日中は晴天で暖かくなるとの予報だが、11月くらいとのことなのでその基準がわからないので何とも言えない.きっと日中外に出ていれば実感できるのだろう.

 

 今日の道新の記事の中に、コンサドーレの四方田ヘッドコーチが横浜FCの監督になると出ていた.四方田さんは、コンサドーレに岡田さんと一緒にやってきてその後岡田さんが退団してもチームに残りユースやトップのコーチをやり、そしてJ2に落ちたチームをJ1の舞台に引き上げてくれた恩人である.ミシャが監督を辞める時は次の監督してコンサドーレを引っ張ってくれるはずだった.その間、次の舞台のために能力を高めていたのだろうが、その時期が意外と長くなりそろそろ監督業をして自分の能力を試したいと思うのは致し方ない.同時期にコーチをしていた名塚さんが今年の終盤岡山の監督になり自分も次のステップに行くという決意をしたのだろうと思う.

 横浜FCに行ってしまえばコンサドーレの監督として戻る時期が微妙になるような気がする.こちらとしては、コンサドーレの伝統として根付いたこの攻撃と守備のエッセンスを引き継いでこの先も変わらず実行してもらうには必要な人材だと思っているのだが、それは勝手な言い分である.

 この先、コンサドーレが大きくなってJ1リーグを制覇する夢の実現されるその日に誰が監督をしているのだろう.

 

 

 

未来を考えて行動する国になるべき

 晴れ、気温はマイナス6度.今冬一番の冷え込みである.何時雪が降ってもおかしくないが根雪はもっと先のことかもしれない.

 

 Jリーグも終わり、コンサドーレの話題は殆ど聞かなくなってしまい寂しい気持ちになる.スポーツ紙もネタ切れで困っているため日ハムの新庄監督を追っかけているがそろそろ下火になり始めている気がする.スポーツ紙も販売するためには紙面を埋めなければならず、そのために話題を探さなければならないが、読者が興味を持つ話題を探すのも人手がいるわけで、人員整理をしながらそれをやるのは大変で、結局身近なところで済ますしかない.いうなれば負のスパイラルに陥ってしまう.スポーツ紙がこの先経営を続けていくには厳しい時代になったと言える.

 その中で話題を提供しているのが前澤氏である.

 しかし、このニュースを見て前澤氏をよくやったね感動したなどと思う気が自分はさっぱり起きてこない.趣味や道楽でやっている人が普通の人に感動を与えるというのは余程の事情が無くてはならないわけで、彼が宇宙に行き勝手に好きなことをやっている分には興味を引かないと言うだけである.

 

 北京オリンピックの件、アメリカに続いてイギリス、オーストラリアが外交ボイコットすることに決めた.これに関しては世界中の多くの国が同じ行動をすべきだと思う.日本も同じ行動を取るべきだと思う.

 もし中国が経済制裁をもくろむのならそうしろという意志表示をしてしまうことで相手の出鼻を挫く効果がある.日本が自国の利益のために日本企業が影響を受けるからといって行動を起こさなければ、この先も同様のことが起きた場合、中国に舐められ続けられることになる.

 脅しを掛ければ屈服すると判ってしまえば日本は中国の属国と同じになる.対等の国対国で対応するなら、中国の人権問題にNoというべきだし、香港の民主化運動弾圧についてきちんと意見を言うことが出来なければ日本の存在意義はないものになる.

 第2次世界大戦で敗戦しアメリカに占領されたのちに日本は経済復興を遂げたわけであるが、その時国連主義を目指したはずである.世界の平和を外交努力で維持していこうと決めた割には、今まで多くの国のために良い顔をしようとして日本の基準からしても逸脱しているような国に対しても意見を言うことをしてこなかった.

 それをこのまま続けていくのかが問われていると言える.もしこの先も中国と対等の立場を維持するつもりなら日本の考えを主張しなければこの先何時でも中国の顔色を伺って政治を行う国になってしまうだろう.

小柏選手 日本代表初選出

 曇り、気温は0度.風もなく穏やかな日和である.しかし、気温は低い.

 

www.hokkaido-np.co.jp

 昨日の夕方、日本代表の発表が有り、コンサドーレから小柏選手が選出された.突然の代表選出に驚いているが、ホーム最終戦に森保監督が視察に来ており、その際、得点を決めたのを見ていたのだろうと思う.あの裏への飛び出しとスピードは魅力的に思えたのだろう.

 監督というものは、足の速い選手を好む傾向がある.足の速さは生まれ持っての才能なので練習では得られないものである.そして足元が上手ければ申し分ない.

 小柏選手は、今の代表に選ばれている浅野選手の代役として期待しているのだろうと思う.彼は今回海外組が不選出なため呼ばれていないので国内で彼に変わる駿足のFWは早々見当たらない.更に今シーズンJ1リーグで7得点しているのもルーキーでは突出している.

 しかし懸念材料としては、森保監督が試合で使わないことだろう.過去にはオリンピック代表に選ばれた金子、田中、高嶺選手が使われずに帰ってきたことがあった.その時田中選手は故障で出られないという理由が有ったが、今回のメンバーを見ても本当に使われるか怪しい.

 その頃、チームはキャンプで開幕に備えた練習をしている頃なので試合にも出れずに故障だけしてして帰ってくるのだけはやめて欲しいと思う.できるなら試合に出て相応の活躍をすればチームにとっても彼にとっても良い結果となるだろう.