ウクライナは日本の試金石

 晴れ、気温はマイナス14度.温暖前線がまず通過していくため初めは南寄りの風が暖かい空気を運んでくる.そのため日中は比較的気温が高くなるが、午後を過ぎたあたりから低気圧が北海道を通り過ぎていくため北寄りの風に変わり気温が低下してくる.その関係で最初は雨、その後霙、そして雪というふうに降り方が変わってくる.

 

 

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 昨日、ウクライナ戦争の最前線に出掛けていたと思ったら今日は既にアメリカに滞在している.この行動力には驚く.もし、日本が同じように他国と戦争状態にある時、時の総理大臣はこれくらいアグレッシブに行動できるだろうか?

 ゼレンスキー大統領はバイデン大統領との会談の後、アメリ連邦議会で演説をして岐路につくとされている.

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 その裏でプーチンは、多弾頭の新型ミサイルを実戦配備すると伝えている.もし、タイミングが最悪になればウクライナに向けて発射される可能性もあり、世界に与える影響の大きさから言えば強烈である.果たしてこの戦争に端を発した第3次世界大戦は起きるのだろうか?その辺りは心配である.

 ロシアの攻撃を是とする意見もある.その中でウクライナが早々に停戦を行いロシアの侵略した地域をロシアのものにとする意見がある.その中で思うのは他国のことよりも自国のことを考えて欲しいということである.日本が相手に侵略され領土ならず国を属国化された時のことをである.例えばロシアが北海道を、中国が沖縄を、その時に相手に自分達の領土を渡したあと更に侵略してきた相手にどうぞどうぞと遜るのかということである.占領というものはそんなに簡単ではない.特に中国、ロシア辺りはそこに住む人を強制収容所に入れ思想教育を行い、いなくなった土地に自国の軍隊と自国民を住まわせ自分達の土地であると宣言するだろう.そういった負けた時のことを想像できていない.そんなことは無いと思う人は、既にそういった国とずぶずぶの関係になっている疑いがある.

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 言っていることとやっていることが違うという恐ろしき国.

 

 

激変する未来

 晴れ、気温はマイナス10度.今日は一時の穏やかな状況になるが明日からまた冬型の気圧配置に戻り荒れた天気になる.

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 Twitter上のアンケートでCEOを退くか決めると宣言したマスク氏.結果はCEOを退くべきが過半数を占めた.その後の発表は無いが、マスク氏が退いてもTwitterは彼の会社であるとの分析である.莫大な金でTwitterを買収し、利益が出る体質にすると同時に自分好みのSNSにしようとしているのは傍から見ていても分かる.それに合わせてTwitterの広告が減ったことを実感する.今までは数ツィート毎に表示されていた広告も少なくなりお勧めにドーンと表示されていた広告も無くなった.これもマスク氏の意向なのかと思うが、有力スポンサーがTwitterから離れているとの報道もあり不確かだが、Twitterの見晴らしが良くなったのは確かである.

 アメリカ、ヨーロッパではTwitter離れが言われているが日本での利用者数の変化はどうなのか不明だが、明らかに政治的な内容が少なくなったのは確かである.以前なら毎日安倍氏など政府を攻撃するツィートが必ずお勧めに表示されていたのがめっきり減った.これもTwitterの中の人が変わったことによるものなのか?

 この先Twitterがどのように変化していくのかは見通せないが、ここ数か月の動きがこの会社の命運を分けるのではないかと想像する.

 

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 昨日の午前中に発表され、この発表と同時に全株価が下がるという現象を見た.投資家にとってこの発表は驚きだっただろう.

 世界の国々が金融緩和をやめていく状態で日本だけが異次元の超低金利政策を進めていたわけで、年明け後も黒田日銀総裁がいるだけでそのまま続くものだと想像していた.しかし、急激な円安と物価高が目に見えて起きており、この先の日本の経済にどの程度影響があるか不透明な状況で、このまま日本だけが何時までも超低金利政策を続けることは無いとの表明と、何時でも政策転換できるような地ならしだと考えると今回の話は納得する.

 いくら岸田内閣がNISAで株を買えと宣伝してもその株の元となる日本企業の体力が弱まっていたら二の足を踏むのは当然である.政府と日銀の動きと連動して日本経済もまた変動していくのだろうと思う.

 未来を占うのは多くの変動するファクターのために誰もが予想することはできない.いくら予測できたとしても例えばウクライナ戦争の決着が何時つくかでも変わるし、中国のコロナの感染爆発で中国そのものが弱体化する可能性もある.その要因がどういった動きをするのか見通すことのできる人はいない.

 

 

無責任

 晴れ、気温はマイナス16度.今日も冷え込みが強い.それでも風が無いだけましである.

 

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 このニュース、道内では昨日から報じられているものである.障がい者同士の結婚、そして子育てという問題をこの一施設が決められるわけでもなく、どこにも相談せずに自分達のローカルルールとして決めたのだと思う.この施設だけで決めてしまえば結婚後できた子供の世話は誰がするのかという問題をはらんでおり、子供は預かれないので子供を作らないと誓約してくれということになった模様である.

 この施設の理事長が会見をしていたが、自分達の決めたことが何が悪いという意志が前面に出ていて少し悪印象になる.新聞記事では識者の意見として自由を制限してはならないと強調していた.

 しかし、実際問題そういった社会の仕組みが前程として無いため非常に難しい問題である.正論は正しいのだが実際に実施しようと思えば子供ができることを前提に施設を運用しなければならずその辺りを準備していない現状ではこの施設が担うにはハードルが高いし、そもそもこの施設にその意欲は無い.

 これを報じるテレビ、新聞などは問題として報じ、結論は道や国の速やかな対応ということで終わりとなっている.

 障がいを持つ人たちの結婚では、健常者よりも社会的環境に対応する困難さがある.当然その困難さが生まれない社会で有ればこのような問題は生まれてこないはずなのにとは思うが、それは現実と乖離しており、健常者でも子育てに苦労する人たちが存在している中で大きな問題が出ることだろう.

 今既に少子化社会を迎えており国は懸命に子育て世代を応援しようとしている.なのにも関わらず子供の命を全てで守ることは出来ていない.望まない子供だということで月に何件か必ず子供の命が失われるニュースが流れてくる.一層の事、子供を育てられないで環境にある子供は国の施設で預かる仕組みにしたらどうかと思うが、それも法律の壁ということで中々上手く行ってはいない.子供を育てる権利というものがあり、その中で育て方の自由が認められている中で半強制的に子供を預かることができない今、今回の件で子供を自分達で育てたいと主張した時どう対応するのか判らない.

 人間生まれながらにして平等というのなら、生まれ育つ環境も平等でなければならないが、生まれて育つ家庭環境に大きな差があることを解消するのも子供の権利と言える.その辺りのことを考えなければならないし、それに向けて行動することが必要である.

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 このニュースだが、難しい問題に対して報道する側の姿勢が問われている.その点で言えばこれを作った側は、避妊処置を行うのは悪だという視点で作られ、当然それを実行する側は悪人である.そういう作り方をしていないか制作側に問いたい.もう一つニュース後半で出てくる障がい者カップルに対するインタビューの中で質問する記者の子供に質問するような物言いは不遜な印象を受ける.もう少し中立の立場に立った報道制作が必要ではないかと感想を持った.このニュース切り取り方では善意を持つ発言も曲解される可能性がある.

 

 この問題は一筋縄ではいかないと思う.更に言えば既にこれは公的機関の対応という思考停止状態になってしまう.当事者ではない無責任さというべきものである.ある意味そればかりであることに気付かされるニュースでもある.

W杯の喧騒は終了

 曇り、気温はマイナス15度.北海道上空の寒気と放射冷却の影響で極端に気温が下がった.今冬一番の寒さが来た.

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 今日の日付になってから開始されたW杯決勝は劇的な展開となりPK戦で決着が付くこととなった.お互いのエースであるメッシ選手とエンべパ選手の活躍があった中で最後はアルゼンチンが優勝を決めた.試合内容はアルゼンチンが圧倒していたのだが、一瞬の隙から相手に得点を許すという試合は魔物である.試合終了まで4時間あまり付き合ってテレビを見ていた人は眠気で大変だと思う.こちらは、3位決定戦を見たため日曜日は早く寝てしまったため今のところ眠気は無い.昼頃眠気のピークが来るかもしれない.

 

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 W杯も終わり次は新年に向かって世界は進む.一時的にウクライナ戦争のことは別の世界の出来事にされたようだったが、戦争は続いている.そして、ミサイル攻撃を繰り返すロシアに対してウクライナは防戦一方になってきている.それはウクライナ国民の生活を守るため前線にばかり力を注げてられない結果を生む.ここにきてロシアの劣勢が挽回されたかもしれない.もし、ミサイル攻撃が無ければ一気呵成にウクライナ軍がロシア軍を蹴散らしたかもしれないが、ここにきて少しロシアに損害の回復の機会を与えた格好になっている.そういった状況から年明けにロシアが大攻勢を掛けてくるという予想は当たりそうである.

 これから北半球は厳しい冬を迎える.その中で人々は生活しなければならない.それはウクライナでも日本でも同様である.W杯の喧騒で一時的に忘れてしまっているだろうが、世界の至る所で影が覆っている.その光の中で見える光景が全てではなく却って今の世界の異常な状況を陰影を持って明らかにされてしまう.

 

反撃能力 ノーマスク

 晴れ、気温はマイナス10度.このところ真冬日が続いている.寒さひとしおである.

 

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 反撃能力であるが、もし北朝鮮が今まで通りミサイルを日本海に向けて発射してきて日本の領海内、領土内に打ち込まれた時直ちにミサイルを発射し敵基地を攻撃するかということである.

 北朝鮮のミサイルは移動式で発射することを宣伝しており、直ちにミサイル発射基地に打ち込むことはできない.その場合、相手のどこに打ち込むか決められていなければならない.更に想定できるのは反撃のミサイルを発射した場合、直ちに対抗してミサイルを発射されることが予想される.その際直ちに開戦状態になる可能性があり、更に北朝鮮が核ミサイルを撃ち込んでくることも可能性としてある.

 今回の反撃能力を持つと宣言するということは、一つ進んだ段階に進んだということである.その際の反撃方法は国民に基準を知らせることが必要である.

 相手の攻撃に備える或いは、侵略に備えるためにはそれ程経費が掛かるのである.もし日本がハワイくらいに離れたところに国があったならこれ程までに防衛費が掛ることは無かっただろう.更に大陸と地続きなら今の日本の形も変わっていただろうから相当な費用が掛かっていたかもしれない.その辺りは想像でしかないわけで今の状況で物事を判断するしかない.

 最近の中国の軍事能力の台頭、更にロシアのウクライナへの侵略、そう考えると世界は間違いなく混乱に向かっている.日本だけお花畑の世界に暮らしていけるわけには行かない.

 

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 東大卒というブランドを持ちながら世の中を上手く生きられない人の典型のように見えるのだが、人というのは難しい.

 事件の発端はノーマスクで飛行機に搭乗したことが原因なのだが、今回の裁判で罪に問われたのは、ノーマスクではなく、CAに暴行を加えたのと指示に従わず正常な業務を妨害したことである.CAはこの男にノーマスクなら席の移動を行ってもらい他の乗客の迷惑にならないように話している.この指示に従えば良かったものを席の移動を拒み続けた.この状況からすれば、この男は既に事件が起こることを望んだ確信犯と言えるだろう.深読みすれば愉快犯の一種、あるいは自己顕示欲の発露と言えるだろう.その被害にあった航空会社には本当に気の毒に思う.

 

 確かにノーマスクに対する同調圧力は存在する.今でも店内に立ち入る場合はマスクをしてくださいと断り書きを貼っているところも多い.できることならそういった指示があるところへはノーマスクの人は立ち入るべきではないだろう.外でマスクを外していたとしても誰も咎めることは無い.逆にそれを咎めることは咎めたほうが悪いと言える.

 そういった配慮をしながらノーマスク運動を行って欲しいのだが、今回の男が言う魔女狩りという被害意識がこじれ、マスクをしている人が悪だと決めつけてくるようになる.それこそカルト宗教と同じである.

 彼は、通り魔になる可能性があった中、そういったことをせずにお騒がせ行動で済んだことは不幸中の幸いである.今回は世間で受け入れられない自分を一部の人達が受け入れてくれることを知って喜んでいる状態である.しかし、これはマスクの必要性が薄れれば必要無くなることだから長続きはしない.気掛かりなのは、どこかの政党が引き込んで自分達の票稼ぎに使ったりすることである.余りこの人を世間に係らせると本当に精神を拗らせかねない危険性がある.

 

 

防衛費の問題 使う機会が無ければ無駄になる費用

 晴れ、気温はマイナス7度.思った以上に外の気温は低い.まるで冷凍庫にいるような気分にさせられる.風が吹いていたら凍え死んでしまう.

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武器輸出三原則 - Wikipedia

 来年度予算で防衛費の増額が決まった.今回の増額の要因として相手基地攻撃可能なトマホークミサイルの購入資金としてである.正直に言うならトマホークは国内生産ができるし、外国に輸出できるなら量産も直ぐに可能になる.しかし、日本には武器輸出三原則というものがあり、簡単に武器を輸出できるようになっていない.

 そもそも平和憲法を謳っている日本が外国に対して戦争の火種になる武器を簡単に輸出できるようになれば大きな矛盾となるからである.それでもそんな矛盾した国は一杯あるが、戦争のイメージと直接つながる武器の輸出は国内に大問題を引き起こす.

 ということで日本で生産するには需要が期待できないので多くの企業はそれに手を出さない.それにより日本はもっぱら武器を海外から購入するしかないのが現状である.

 防衛費の増額を押さえるのなら国内に兵器製造会社が乱立している状況が望ましいのだが、そうなれば永続的に続くには紛争地にどんどん武器を供給する状態でなければ成り立たないわけで、武器商人は死の商人と言われるゆえんである.

 

 今回の防衛費の問題であるが、根本的にどこまで防衛システムを構築するかで費用は決まる.今の中国の軍事力と対等に渡り合うような兵力を持つことになれば途方もない費用が掛るだろう.攻撃だけではなく防御も備えた要塞都市を作るならなおさらである.その辺りをハッキリさせないとこの先の防衛費予算は考えられない.

 しかし、年と共に兵器は強力になってくる.今回の戦争で明らかになったのは幾ら高価な兵器を揃えても安価なドローンのような兵器に負けてしまうことである.今回の戦争はそれが明らかになった.防衛には攻撃よりも防御の費用の方が相対的に高価になるということである.

 日本国民を守るため日本全国くまなくイスラエルアイアンドームのような仕組みを導入すれば果てしない金額が掛る.安価なドローンを打ち落とすためにそれ以上の高額なミサイルが必要であればなおさらである.

 もし、今回のウクライナ戦争で安価で製造できる大量のドローンが基地を襲ったのなら打ち落とすための迎撃ミサイルは直ぐになくなってしまう.打ち落とせなければそれで勝敗は決まってしまう.既に今の戦争はそういう形態に代わってきており、防御より攻撃を優先させる方向に向かっている.

 パトリオットミサイルが一発4億円.トマホークが1億6千万円.民生のドローンを改良したものは数十万円とするなら対費用効果はけた違いである.もし防衛予算を日本国内で開発に注ぐなら攻撃用ドローンを開発した方が効果的かもしれない.

 

国民の責任でなくて誰が責任を取るの

 曇り、気温はマイナス9度.寒さが身に染みる.今日も西高東低の冬型の気圧配置だが、大雪はなさそうである.日の出時間も徐々に遅くなり7時頃に漸く太陽が顔を覗かせる

 

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  これは本当に気の毒である.こうした風潮になるのは支持率が大幅に下がっている時に起こりやすい.マスコミが報じ更に世論の声を広めながら拡散していく.政権末期と言える現象である.

 

 国民の責任というのは真っ当な表現である.戦争をするしないは国が行うのではなく国民の同意を得て行うと憲法で定められている.総理大臣が決めるのでもなく天皇陛下が命じるものでもない.自衛隊の指揮権をあくまでも国民が任じたものが取るというのも国民の責任で戦争を行うからである.その辺り、国民事態の覚悟が必要だと言っているのだと思う.

 今の状況でもし他国に攻め込まれたら戦闘機、戦車はあっても武器弾薬が完全に不足しているのも事実である.その弾薬やミサイルを買うにしても金がかかるわけである.

 国民の大多数が他国からの侵略に備えるべきであると考えるなら防衛費の増額を行わなければならない.そのために税でそのお金を負担するというのは本筋である.他国からの侵略からは国民を守れと言いながらそれを防ぐための防備にお金を使いたくないというのなら本末転倒の極みである.

 そう意味で防衛費の増額は国民を守るための費用が発生するがそれは国民の責任であると言って何ら問題ない発言である.一見国民に丸投げしているように聞こえてしまうところが言葉足らずとも言える.

 

 今回の件、岸田総理を一斉に攻め立てるが、防衛費の問題はきちんと考えなければならない.一朝一夕で纏まらない問題だが、明日もし台湾に中国が攻め込みその範囲が尖閣諸島まで及んだ時、日本はどこまで撤退するかという問題を突き付けられたとき、まだ防衛の準備をしていないのでとはいえない.日本の防衛予算が国会を通るまでという理由で敵国は待ってくれない.

 

 ロシアが、ウクライナより先に日本に攻め込むかもしれないという情報があった.日本国民の大半はそんなことは起こらないだろうフェイクニュースと鼻で笑っていたが、ロシア側は、日本の北方領土を返せという要求は、明らかにうるさい問題だったのだろう.ウクライナに攻め込む前にロシア軍の威力を見せつけ日本が怖気づくのを見てからウクライナに軍隊を進めたかもしれない.アメリカの出方を探るためにもそうだし、クリミア半島を領土化した今、世界に対してロシアは自分の領土を手放さないと宣言するようなものである.ロシアは今のままで北方領土を返すことは金輪際ないと断言できる.もし帰ってくるとしたらロシアが今回の戦争の敗北で国家として亡くなる時くらいのものである.ウクライナ戦争で日本人が如何に長い年月夢見ていたのか判っただろう.領土を返してもらうという理由でどれほど彼らにお金を貢いだだろう.ある意味オレオレ詐欺に近いことをされていたわけである.

 

 話は戻るが、何時の時も総理大臣が本音を漏らす時が時折ある.しかし、日本ではその本音は余りにも生々しすぎて拒絶反応を引き起こす.更に自分達の思い通りにならない人間を引き摺り下ろしたい一派と日本を混乱させたい一派はマスコミを上手に使う.何時も正義と同居しているようにふるまうマスコミは全てが均一ではなくそれなりにお金を匂いに敏感に振る舞う.新聞が売れない、テレビもネットに敗北している時代にその本体は疲弊している.

 今の時代何が真実で何が真実ではないかを嗅ぎ取る能力をもとめられる.更にネットも偽情報が溢れそれを拡散して世界を混乱させようとする魑魅魍魎が多すぎる.