札幌ドームでの開幕戦。まだ外の気温が低い。しかし、大勢のサポーターが列を作りどんどん入場してくる。漸く季節が来た感じである。
試合は、2時開始。選手入場と同時に、白い恋人の扇風機が作り出す明かりが場内に灯る。中々きれいな演出であった。
札幌は、前回の試合から、先発を変えた。ボランチに大塚選手を入れ、右サイドに西澤選手と藤田選手を入れた。
試合立ち上がりは、鳥栖に勢いがあった。チェックも強く札幌はゴール前にボールを運べない。しかし、中盤、鳥栖の勢いが落ちると同時に札幌の攻勢が始まる、再三サイドをダビ選手、西谷選手が駆け上がりゴール前にパスをあげるが中々シュートを打てない。CKも簡単に跳ね返される。その繰り返しの中、中山選手(芳賀選手でした)のゴール前の返しのパスが藤田選手に渡りシュート。それが決まり札幌先制。
その後直ぐ、鳥栖の選手が2枚目のイエローで退場。今日は、札幌の日である。
後半も、一人多い札幌が何度もチャンスをつかむがシュートが決まらない。キーパー正面かゴールはるか上を通り過ぎてゆく。これで追加点が入れば勝ち試合なのだが、それができないのが札幌クオリィティ。
逆に札幌の気の抜けた守りから、裏に入られ何回か絶好機を鳥栖に与えたが、それを外してくれたおかげで、1−0で試合終了。
鳥栖も、新居選手が抜け、札幌と同じ状況である。しかし、パスは札幌より正確であった。今年も札幌と鳥栖は良い勝負を繰り広げそうである。
しかし、今季ホームでの初戦、藤田選手の初ゴールで飾ることができたことは素直に喜びたい。