失言

 晴れ、日差しが強く気温は16度ある。日中もこのまま行けば25度近くにはなりそう。秋晴れの良い日よりである。

引用 毎日新聞https://mainichi.jp/articles/20170905/ddm/005/010/052000c) 

北朝鮮は米領グアム周辺を狙う弾道ミサイルが島根、広島、高知各県の上空を通過すると予告している。竹下氏は「ミサイルは離島でも島根でも、落ちれば日本国の安定に極めて重大な事態だ。戦略的に考えた場合、北朝鮮が島根を狙ってくることはないだろうという思いを話した」と発言の真意を説明した。これに対し、民進党山井和則国対委員長は4日、「暴言であり、当然撤回すべきだ」と批判した。

 最近、ネットのSNSでもそうだが、言葉狩りではないかと思うことが多い。今回の発言は、明らかに黒ではない、真っ白というかというとそうでもない。グレーというところだろう。

 発言が有った場所は、自民党の会合の席という内輪の場所である。その席で、聴衆に少し地元をバカにする発言をして受けを狙ったということであろう。

 その会合が島根県民全てに対してする発言ならまだしも、きっと全国紙に自分の発言は伝わらないと思っていたのだと思う。このゆな発言が簡単に広まってしまうとしたら政治家も家の中でしか軽口は言えないということだろう。

 更に、この発言に対してわざわざ失言であると証明したいがため民進党の議員の意見を載せる。もし、毎日新聞がこの発言を失言と感じるなら、新聞社の意見としてこれはこうこうという理由で失言であると記事にすればよい。

 

 そうでないとするなら、この発言が失言だと思わない人の意見も載せて新聞社の判断を保留するという記事にしなければならないだろう。失言と思うか思わないか当の本人は失言と思わないのだからそういった方法が必要だったのではないだろうか。

 これまでも、多くの政治家、芸能人の発言が騒ぎになり、発言の取り消しや謝罪を行ってきた。しかし、この過度の失言騒動が続けば続くほど自由な発言はしにくくなる。更にそういった言葉狩りに加担しているのがマスコミであり、自分たちもそういった発言の自由を率先すべき媒体であることを忘れた行動だと思う。その行動が後々自分たちの首を絞めていくことに気付いていないのだろうかと思う。