残留争い

 晴れ、気温は2度。夜中は零下になっていた。太陽の日差しで10度くらいは直ぐに上がりそうであるが寒い。

 土曜日の余韻に浸りながら、再度録画を見返し、更に他のチームの試合の様子をハイライトで見るという優雅な日曜日を過ごしてしまった。

 たらればで言えば、新潟戦の引き分けが無ければば今頃余裕をこいていただろうが、残念ながらそういった勝ち点差ではない。残留争いをしている大宮とは8点差、広島とは4点差しかない。大宮が3連勝、広島が2連勝してコンサドーレが2連敗、3連敗すれば直ぐに抜かれてしまう位置にいる。

 ただ、大宮が急に3連勝するかというとそんなに簡単ではないと思うが、その反対にコンサドーレが3連敗する可能性があるし、残り5戦で一勝もできない可能性もあるのだからやはり今回の勝利で浮かれていないで、勝って兜の緒を締めよということなのだろう。

 基本的に16位のチームに追いつかれなければ残留は可能なのだから、勝ち点差を如何にこのまま付けたまま残り5試合を戦うかということである。

 そう考えると16位の勝ち点がコンサドーレの当面の相手ということになる。それが広島でも大宮でも甲府でもどこでも良いのである。

 今、16位のチームの勝ち点は27である。残り5試合で最大42が今の目標とすべき残留ラインとなる。だから、コンサドーレは残り試合で勝ち点12が目指すところになる。

 残り5試合で、マジック4ということになる。残をり3勝2敗では抜かされてしまうので、やはり最低で3勝2敗の得失点差勝負ということになる。

 しかし、野球と同じように対象チームが負けたり引き分けたりすればマジックはへるので、必ずしも4勝しなければならないということではない。

 残り5試合でマジック4というのはコンサドーレが成し遂げるには結構厳しい戦いである。しかし、幸運なことに残留争いをしているチームは、上位4位以内が可能なチーム以外はモチベーションが低くなる。また来シーズンに向けての編成や監督交代があり、その影響がチーム全体におよび足が地に付かないところもある。

 だから、上位のチームが順位通りの力を発揮するとは限らないところが面白いのである。その点でいえば、残り試合で一番の難敵は清水だと思う。

 その対戦は、11月18日であるがこの試合が天王山だろう。その前の鹿島は優勝を狙っているので簡単には勝てないのは分かっている。目標は、次節のFC東京に勝つことだろう。最低引き分けが目標だろうが、これに勝てば選手も乗って来るに違いない。

 

 むかし、コンサドーレのサポーターの方が作ったJavaScriptで残り試合の勝ち点勝負を計算するページがあった。その時は昇格争いでの勝ち点計算で見事最終節に勝利しJ2優勝と昇格を決めたはずである。今回は最終節で決まらなくても良いのであるがそのページを作ってもらいたいものである。