アメリカの栄光

 雨、気温は8度.この雨は数日続くようだ.

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 黒人初の国務長官であったパウエル氏が亡くなった.そして湾岸戦争で名を残した人であった.アメリカが勝利した戦争であったが、だからといってアメリカがその地を永久に支配できるはずもなかった.戦争で勝利したからといって全ての権利を独占することはできない.その一つが人の心だろう.

 その当時のアメリカはまだ世界の警察官として君臨していた.しかし、そn力は徐々に衰えているように見える.その証拠がアフガンの状況だった.

 

 そして今のアメリカは、GAFAと呼ばれる巨大企業にその支配力を奪われようとしている.或いは世界がといえるかもしれない.そのGAFAに対して世界は課税という形で支配力を弱めようとしている.この試みが失敗すれば世界はGAFAのいずれかに飲み込まれてしまう未来がある.

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 湾岸戦争が始まった頃のアメリカではまだGAFAの影響力は弱かった.しかし、その時代共に政府にも影響力を増し続けた.それは、アメリカ自体もITの技術で世界を支配しようという思惑が手助けした結果でもある.お互いそれを上手く利用すればアメリカの繁栄が続くと考えていた.しかし、アメリカ大統領選挙に見られるようにその仕組みを使い選挙に介入する国が現れ、更に色々な言論の取り締まりをGAFAが政府の代わりに行うようにもなってきた.

 また、宇宙開発についても有人ロケットは既に民間企業が開発の中心となり最先端のプロジェクトも国家ではなく民間にとってかわられようとしている.

 

 アメリカがその状況で日本がこの最先端技術を開発するあてもなくこの先IT技術の世界では隷属するしかなくなるだろう.最先端を行くものに追いつくには距離を離されすぎてしまった.

 

 アメリカは巨大だった、しかし、アメリカとしての国は何時しか今と違った意味合いを持つ国に変わっていくだろう.

 

 その象徴がこれである.

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 仮想現実空間をアバターで移動するせかいである.昔同様の仮想空間があり一時大ブームを巻き起こしたことがあった.懐かしい.

 その仮想空間を今度はFACEBOOKが開発しているという話である.この先どのような展開になるか不明だが、実体を持たない人間が仮想空間に現れる可能性がある.仮想空間にいるアバターを人間が操作しているとは限らない.コンピュータにより制御されたアバターが闊歩することは可能である.

 しかし、仮想は仮想である現実ではない.実態がない物に成功はない.その世界にもハッカーが進出しその世界を破壊するだろう.