色々起こる

 晴れ、気温は5度.12月に向けて駆け足で過ぎているように感じる.

 

 昨日は、日ハムの新庄監督のお披露目があった.映像で見る彼の姿は、昭和の匂いがぷんぷんするような恰好だった.誰が選んだのか、あるいは本人の希望なのか見ていて少し痛々しさを感じたのは自分だけだろうか?短く編集された映像でしか知らないのだが、誰が監督になったとしても結果が全てである.結果を出すことが次につながる.それがプロの世界だろう.どんな派手な姿演出で行っても評価されるのはその所である.それ自体は本人が良くわかっており、それが1年契約で監督になったという心構えだろう.テレビでは皆が口をそろえたように期待しかないといっているのでそうなのだろう.

 しかし、これまでの2年間ほどコロナ過で耐え忍んできた道民にとって新庄氏の登場は一種のお祭り騒ぎを期待する琴線に触れたと言って良い.その部分でも貢献度は高いのではないだろうか.

 

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 今、ヨーロッパ諸国は、コロナの再拡大の兆しを見せている.あれだけ猛威を振るい自然免疫を獲得したのではないかといわれているイギリスも然りで、免疫の獲得をしたとしても完全に病気を予防することはできないということだろう.

 日本も感染者数が抑制傾向で喜ばしいことなのだが、何時同じように感染の再拡大が起きないとも限らない.それを未然に防ぐことは重要である.

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 心神喪失状態だったのかが争われた裁判の無罪判決が下った.殺人を犯したときにそうであったかそうでなかったかは神のみぞ知る事実である.本人は判っていたのかもしれないが無罪を主張する場合本人の考えを確認することはできない.

 しかし、殺された側及び重傷を負った被害者の方にとってこの事件はトラウマでしかない.更に彼が数年後に世間に当たり前に暮らすことがどれだけ恐ろしいことか理解できる.

 今回の件で法学者は、無罪になったとしても措置入院があり、すぐに社会復帰することが無いと宣うが、それは自分が専攻する学問の中の話で、被害者の生活の安全や精神状態を保護するものではない.そういったことを平気でコメントとして載せる新聞社の姿勢も問題がある.

 本当は、もっと長い説明が有ったのかもしれないが、100数文字程度の文章で要約するなら無罪を強調するしかなかったのかもしれないが、いささか問題があるのも事実である.

 今回の被告に限らず、一定数の隠れ犯罪者は存在する.普通の外見であっても突如変貌すると思うといささか暮らしにくい世の中なのは間違いない.