UFO

 曇り、気温は0度.風もなく穏やかなのでそれ程寒さを感じるわけではない.

 

 普段の生活で世界を感じることは無い.そう考えると人一人の行動範囲は極めて限定的である.日本の各地をいつも当たり前に行動しているわけではないし、通勤する間だけ空間を移動しているわけで、そう考えると自分が見ている空間は、余りにも狭いところなのが良くわかる.

 その中で世界で何が起きているかを知ることのできるインターネットの世界というのは自分が世界とつながっていることを教えてくれるありがたい道具であると思う.

 もしこういったものが無い時代にいたなら自分が世界に繋がっていることすら理解できなかっただろうし、行動できる範囲は、歩いて移動できる範囲だけということになっていたわけである.

 その時代の人が世界を感じたのは、異国から船で渡ってきた人が時折現れるくらいだったのだろう.その船さえ遥か昔なら筏のようなものだっただろうし、動力は人の手で有っただろうから人力で移動できる範囲は狭く、更に長い距離を移動するとなればそれなりの装備が必要ではるか遠くに行くのは命がけの冒険になったのだろう.

 

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 日本にいても世界とのつながりの大きさにびっくりするのにその対象が宇宙まで広がると想像の域を超えてしまう.想像できるとしたらSF小説SF映画の世界になってしまう.その中の様々な宇宙人との遭遇が例となるだろう.その範囲を超える遭遇は、想像したくとも想像できない世界になってしまう.

 今までUFOは存在するかもしれないというだけで、ある意味想像の世界を超えることは無かった.もしUFOの話をしたならトンデモ話として無視されるか笑われる対象であった.それが、近年宇宙に人を運ぶことがロケットが登場し、宇宙空間で宇宙飛行士が滞在できる宇宙ステーションまで登場すると、人間ができることを他の宇宙人ができないはずはないという考えに至るのは当然である.更に実際に宇宙船のような物体の目撃情報が有るとなると宇宙人がいつの間にか地球に接近しているのではないかと考えざる負えなくなってきた.

 もし、地球に接近しているUFOが実在するのならその技術は地球人よりも優れていることは確かだし、未知なる存在の行動を読むことはできない.いつか、SF映画のように大量の宇宙船が世界の空を覆う日が来ないとも限らない.今までそれは絵空事の世界だったが、現実になる可能性も出てきたわけである.

 遥か将来太陽系は消滅することが予想されている.その時まで人類が生き延びていたなら地球を離れる決断をしなければならなくなる.その時、多くの地球人が船団を組み他の惑星に移住することが可能になっているのが?そうなれば、地球人が乗ったう宇宙船はその惑星にとってUFO以外の何物でもないことになる.そう考えればこの先宇宙人の乗ったUFOが地球上に降り立つことはあり得ないことになる.