曇り、気温はマイナス6度．土日は暖かく結構雪が融け家の周りの視界が広くなった．それまでは高い壁に囲まれた要塞のようだったからである．雪が融けることでその下に有ったものがどれくらい被害があるのか想像すると恐ろしい．
土曜日の試合、まん延防止措置のためドームに行くのを断念、ここしばらくは解除しないと足を運べないのがつらい．
試合は、前半の前半コンサドーレが広島陣内に攻め込み攻勢を強める．そして、福森選手のシュートが相手DFに当たりこぼれたところを反転した興梠選手がシュートを決める．移籍2戦目にして得点を上げるところなどやはり正当なストライカーである．ゴールに苦しむ小柏選手は是非見習って欲しい．小柏選手が興梠選手の能力を身に付ければ間違いなく海外に行けると思う．興梠選手のあのゴールに結びつける臭覚は素晴らしい．
得点を入れた後もコンサドーレは攻勢を続けるが徐々に選手の圧力が弱まり相手にボールを渡すようになる．それも戦術だったかもしれないがセカンドボールが拾えず徐々に相手ペースとなりゴール前にパスを通され危うい展開となる．まさしくいつ入れられても良い状況で冷や冷やするが何とか無得点で抑え前半を終える．
後半開始後も相手ペースとなる．やはり移動の疲れがあるのだろう．今回の主力はルヴァンカップに出場せずに熊本で練習していたのだが、木曜日に熊本から移動して練習するのだから疲れはやはり取れにくいのかもしれない．後は、一点リードで相手に攻めさせてカウンター狙いに切り替えたのかもしれないが、守備の圧力が低いためどうしても簡単にペナルティーエリア内に侵入されがちである．そして、福森選手、宮澤選手が2人がかりでスライディングに行ったにも関わらず無情にも相手シュートがゴールに吸い込まれてしまった．タラレバで言えば福森選手のスライディングが速すぎた気もする．
同点後は、相手も足が止まりかけ始めお互いに攻撃の応酬となった．コンサドーレにもいくつかのゴールのチャンスがあり相手にも有ったがそのまま試合終了．残念ながら勝利とはならなかった．
コンサドーレにいえるのは、やはり交代で入る選手のコンデションが上手く行っていないということだろう．特にミラン選手は、動き出しの意図が他の選手に伝わっていない．FWなので当然相手選手のマークが付きフリーでボールを受けられないのは分かるが身長が高い割にはヘディングは全て相手選手に競り負けてしまっている．菅野選手からロングキックが入ってもそこで相手にボールが渡る部分は改善が必要だろう．その部分はドド選手の方が上回っているのではないだろうか．ドド選手についてはルヴァンカップにも出てこないのでどこか怪我しているのかもしれないが、水曜日にあるルヴァンカップに元気な姿を見せて欲しいものである．そこで活躍すればリーグ戦にも絡んでこれると思うので期待するしかない．
