J1リーグ 第31節 vs ガンバ大阪 5-1

 晴れ、気温17度.秋晴れの快晴.台風が過ぎ去って雨雲を全て持って行ってもらった.コロナが一段落した状態で今日は行楽客が多く移動するのではないかと思う.これにより少しコロナがぶり返すかもしれないが、それも人間心理として致し方ないと思うしかない.

 

 

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 このところ負け試合が続き、ブログの試合の結果を書くのが億劫となってきていた.しかし、昨日の試合は、もう一度再生して見ても見たりないくらいで、JリーグタイムDAZNのハイライトを見たりしてしまった.

 

 試合は、ガンバのホームながらコンサドーレが前からプレスを掛けることでセカンドボールを拾いまくった.ガンバ大阪もこれまでの試合の情報からコンサドーレに対して何か対策をとってくるだろうと思っていたが、やったことは前線の選手がGKに対してプレスを掛けるくらいで、中盤がそのためスカスカになることが多く、前のプレスを外せば落ち着いてコンサドーレがガンバのゴール前にボールを運べる状態だった.

 コンサドーレのチャンスは早々に来る.ガンバのパスをカットした駒井選手が相手DFをかわし右サイドからシュートを打つとGKの右手を弾きゴール隅に決まる.

 これまで何度もシュートを打ちながら相手にふさがれていたものが、これを切っ掛けにあふれ出した試合になる.ただし、この後フリーになりながら2本のシュートを外し、これは簡単ではないと思いながら見ていたが、今度はルーカス選手がボールをドリブルで持ち込み相手のプレスが弱く、華麗なフェイントでシュートを放つこれがまたもや決まり追加点を得る.

 そして圧巻は、何時も綺麗なミドルを打つが枠に飛べばGKに取られ、殆どがゴールの上を追加する高嶺選手のミドルが、相手GKが一歩も動けず見送る無回転シュートを決める.これがJリーグ初ゴールとなる.

 前半3-0で終わったが、あの神戸戦の苦い思い出があるためそんな簡単に試合が終わるとは思っていなかった.

 そんな気分を払拭してくれたのが、金子選手であった.何時もゴール前で華麗な切替しを見せてシュートするが、最近は左足のシュートを覚えられてしまいゴールが無かったのだが、相手のクリアミスを掻っ攫いGKの股を抜くシュートを決める.これで4-0.さすがにここまでくるとこの試合勝ったなと思った.

 その後ガンバに一点を返されるが、試合終了間際に我らが期待枠ドド選手が相手GKをかわす見事なシュートを決めて相手にとどめを刺した.

 

 この試合、見事なまでにコンサドーレ対策をしてこなかったガンバ相手にコンサドーレの戦術をとことん味合わせた試合といえる.ガンバの外国人2人と宇佐美選手の3人が守備をしないで前残りするとガンバの守備はスカスカになる.得点を取るために選手をきようしているのだろうが守備のウエイトを下げたためにコンサドーレに蹂躙された格好である.相手方のことを書くのはあれだが、何時ものコンサドーレならシュートが入らないためその辺り軽く見ていたのかもしれない.

 この試合、コンサドーレを育ててくれた石屋製菓の石水さんを追悼する大事な試合だった.それを選手たちが見事こなしてくれたことをうれしく思う.天国から試合を見守って後押ししてくれたのだと思う.生きている間に優勝という姿を見せられなかったが、いつかその姿を見せてくれることだろう.