能登半島地震 ウクライナ

 曇り、気温は16度.風が無いのでそれ程寒くはないが、暑いというのでもない.太陽に今は薄く雲が掛っているが時期に太陽が顔を出す.日中は晴天の予報.

 

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 石川県の能登半島地震が続いているようだ.この辺りには能登空港があり利用したことがあるが平地は少なく海と山という印象だった.

 この辺りには火山が無く大きな噴火があるわけでないとされている.しかし地面の隆起が観測されている.

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 地震の原因が断層面に入り込んだ水などの流体とされている.その液体が今後どのように推移していくか不明で、今後大きな地震がある可能性が高いとされている.この周辺にお住まいの方は不安だと思う.

 地震国日本に暮らしていくのはこういった災害と隣り合わせで生活していくこととを覚悟しなければならない.被害に会わないように備えておくことが必要だが、どこまで準備すれば大丈夫なのかが判らないところが怖さを増大させる.このまま小康状態に移動することを願うばかりである.

 

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 中々解決しないウクライナ戦争である.それにより徐々にウクライナに関する報道が日本では減少している.数週間前に話題になっていたロシアは敗戦すると予言していた人たちは今の状況をどう思っているだろう.自分もその一人なのだが、遠く離れた日本にいるためその戦争の厳しさが時と共に薄れていくのを実感する.日本国内では、円安、物価高が話題になり少なくともウクライナの戦争が影響している部分はあるだろうと思っている.何もなければ起きなかったことが戦争という争いで世界に影響を与えているわけである.

 

 非難されるべきは戦争を仕掛けたロシアの責任なのだが、政治家の中にはロシアに抵抗するウクライナも悪いと主張する者もあらわれる.所謂喧嘩両成敗という理屈なのだろうが、もし今の時点でウクライナが停戦すればロシアは大きな領土を得ることになる.それを素直にウクライナが受け入れるわけもない.

 

 日本に置き換えてみればロシアが突然北海道に上陸し、元々は北海道はロシアの領土であると宣言し日本から独立させようとしていると同じである.そうなった場合、東京を根城とする政治家は、ロシアと戦争すると国民が犠牲になるからロシアと停戦しましょうと言っているようなものである.

 その結果どうなるかといえば、ロシアの主張に反対する者を選別し強制的にシベリアの強制収容所に連れていかれ強制労働させられるわけである.そうしてロシアからロシア人が大量に送られてきて元々住んでいた土地を自分達の領土として使い始めるわけである.

 戦争というものはそういう意味で国民を犠牲にして初めて成り立つ.領土を守るのも国民の犠牲が無くては守ることはできず、ジェノサイドも起こる可能性があるわけである.簡単に降伏を宣言しても取り残された人たちを救うことはできない.

 

 ウクライナの人たちの気持ちを思うとそういった北海道の未来を想像してしまうため肩入れしたいと思うのは当然である.

 

 ウクライナEUに加盟してもなおこの戦争の行方は今は鮮明ではない.しかし、この戦いの終結は、ロシアの敗北でない限り日本の安全は保たれない.もしこのままロシアが勝利するようなことがあれば強大な軍隊で戦えば経済制裁などのソフトな戦争では立ち向かえないという前例が出来てしまうからである.