J1リーグ 第18節 vsガンバ大阪 1-0

 曇り、気温は20度.今朝がた雨が降っていたが今のところ時折太陽が顔を出す状況.今週は梅雨前線が北上し北海道が梅雨に入るという状況になっている.

 

 昨日、ドームでガンバ大阪との試合が行われた.この試合は、一万人無料招待という一大イベントでドームは2万1千人の観衆で埋まった.日曜日のデーゲームということでドームで感染することができた.

 さすがに2万人入るとコンコースは人であふれコロナ対策が無意味の状況になる.全員マスクしているがマスク越しに大声で話すし、飲食する際にマスクを外しながらおしゃべりする状態でさすがに予防はできない状態である.ちょっと心配な状況だった.

 

 この試合、勝ち点20のコンサドーレと勝ち点17のガンバ大阪で負ければ自動降格圏内争いに入ってしまうし、勝てば上位に残れるというコンサドーレにとって大切な試合であった.更に2万人の観客の前で失望させれば今後の集客に係るチームとしても大事な一戦となった.

 

 試合の前半は、ガンバ大阪も前からプレスを掛けるが、ある程度余裕を持ってボールを捌ける状態で試合は進む.GKが菅野選手に変わったのも大きく、選手たちもある程度安心してボール回しを行えている感じがする.この辺りの落ち着きは試合を進めるうえで重要.

 徐々に試合はコンサドーレペースになる.相手のガンバはコンサドーレがボールを持つと素早く帰陣しゴール前できちんとゾーンを引いて守る.そのやり方は正解なのだが、どうしてもチームの重心が後方に下がるため攻撃の最初はパトリック選手目掛けてのロングボールが主体となる.それに対してコンサドーレは岡村選手がマンマークに付き自由に相手ボールにすることは無かった.そして最後までガンバは攻撃のやり方を変えなかったのも勝利の要因の一つになるだろう.

 

 上手く前半はコンサドーレの作戦が上手く行き、相手ゴール前でパス交換をしながらシュートを打つが相手ブロック或いは東口選手の好守備に合い得点できない展開が続く.このような光景はいつか見た景色で、相手が簡単にシュートを決めて破れるという展開が見えてきてしまった.だから相手ボールになりコンサドーレのゴールに向かうとドキドキしてしまった.

 

 前半は、優勢で試合を進めながら無得点に終わり後半に勝負を掛ける展開となった.ガンバも後半コンサドーレの足が止まったところで勝負を掛ける作戦なのだろう.

 しかし、ここはドームで温度が高くないのがコンサドーレに有利に働いた.

 

 後半もコンサドーレがボールを支配する.相手の守備を交し相手ゴールに迫るが最後のシュートが決まらない.その展開が続くかと思いきや.駒井選手がドリブルでガンバゴールに向かい相手が集まったところで金子選手にパス.フリーだった金子選手は、前の興梠選手ではなく駒井選手にパスを送る.少し高いボールをジャンプした駒井選手が頭で合わせると綺麗にゴールの左隅に決まる.見事なシュートだった.

 

 その後、2点目を取りに行くが得点は入らず、徐々に疲れの出た選手を上手く交代させながらガンバの攻撃を押さえ1-0で試合を終えた.

 最後にU23帰りの中島選手も交代出場したが、シュートまでは持ち込めず顔見世だけで終わってしまった.彼がゴールを決めれば更に盛り上がっただろうと思う.

 

 そして、大量失点が続いた直近の数試合から漸く勝ち試合でクリーンシートという素晴らしい試合で2万1千の観客を喜ばせた.

 

 この後帰ってからDAZNで再度復習したが見ていると途中で寝落ちしてしまい、朝方再度見直すということをしてしまった.