ウクライナの行く末

 曇り、気温は11度.涼しいというか寒いというところまで気温が下がっている.これが当たり前、いやこれより下がる日々がもう直ぐやって来る.

 

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 新ロシア派が占領する地域、その住民が投票を行ったのだが、その内心は知る由もない.当然投票を実施した側は圧倒的に賛成票が多数だったと主張するのは当然で正当性云々の話ではない.今回の住民投票は結果ありきの投票だった.

 この結果を受けロシアはウクライナ東部の地域をロシア領になったと言い張るだろう.そして、その結果ウクライナのこれからの攻撃はロシア領内への攻撃とみなすだろう.これに対して国際社会は無力感に襲われるのは間違いない.

 

 これを日本に置き換えれば、北海道に攻め込んだロシア軍が北海道内に親ロシア派政権を樹立し、道民にロシア帰属の住民投票を行ったようなことである.当然今回のように賛成票多数となりロシア領とされる.そこに住む道民は反ロシア派であれば逮捕され思想教育するために強制収容所送りとなるわけである.戦いは起こるだろうがロシアが北海道内を攻撃すれば核爆弾を打ち込むと言われた時、日本政府はどうするだろう.東京に核爆弾を撃ち込まれ一千万の人が犠牲になると脅されればそのまま攻撃を止めてしまう可能性がある.日本人の命が大切で止む負えずと言い訳するのだろうか?

 今回のウクライナでのロシアの暴挙を許すならそういった未来が何時か訪れる可能性はあるということである.世迷言と片付けるのは簡単だが、実際にロシアに接する国がそうなるなら日本も当然ロシアと接する国の一つである.

 

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