能登半島地震 ウクライナ戦争

 小雨、気温は10度.

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丁度前線の北の端が北海道上空に掛り雨を降らせている.既に本降りのピークは過ぎこれから天気は回復していく.

 しかし、気掛かりなのは大きな地震のあった能登半島周辺の地域のことである.昨日の午後2時頃に起きた震度6の地震により地盤が緩んでおりこの雨によりがけ崩れなどの危険があるかもしれない.

 以前、ブラタモリ能登半島編で詳しくあの辺りの地形の成り立ちを語っていたが、日本を東西に分けるフォッサマグナ地域に当たり北アルプスの成り立ちも東西から押し付け合うプレートの影響が今の地形を作っているので、その圧力は治まったわけではなく今も働いているのだから大きな地震が起きておかしくない.

専門家「群発地震、年単位で続く可能性も」 石川・能登震度6強 | 毎日新聞

今回の地震の原因は、太平洋プレートが日本の下に潜り込んだ時に引き込んだ海水を含んだ水が地表深くで圧縮されそれが吹き出して地層の間を上昇したために起きたと仮定されている.この辺りのメカニクスは実際にそこに潜って調べるわけにはいかないため仮説ということになっている.

 本震の後も余震が続いており、この先の収束はまだはっきりしていない.これからも用心が必要なようだ.くれぐれも人命を優先して欲しいと思う.

 

【速報】“軍からの弾薬供給が事実上止められた”ロシア民間軍事会社ワグネル創設者「要衝バフムト10日離脱」声明(TBS NEWS DIG Powered by JNN) - Yahoo!ニュース

 ロシアの内部で権力闘争が始まったようだ.これはプーチンの影響力の低下を現すものだろう.昨日、クレムリンがドローン攻撃をされたという情報が流れた.首都モスクワでそういった事態が起こることが不思議で何らかの謀略攻撃が起きているのは間違いない.これがウクライナ側なのかそれともロシア側の内部で起きているのか今のところはっきりしない.

 その後、モスクワでGPSが機能しなくなったというニュースからしてもプーチンが偽旗作戦を企て国内世論を反ウクライナでまとめるために仕組んだことではなさそうである.もし、プーチンが仕組んだことならウクライナを非難するだろうし、モスクワの防空システムは優秀だと宣言しただろう.それが無いところを見ると本当にプーチンは関与していないことの表れだろうと思う.

 今回のクレムリンの襲撃で、ロシアの下院議長が戦術核の使用を訴えたということなので、一部の強硬派は今回の攻撃を理由にもっとウクライナを懲らしめろと言うのは必至で、それをプーチンは渡りに船と使用に踏み切るのか不明である.巷に流れるワグネルが攻撃したという噂も元々は前線で戦う軍隊に武器弾薬の供給が無いとの不満を漏らしていたことが発端である.そのワグネルの創始者は戦術核の使用にも言及していた過去がある.それを勘案するとロシア内部で戦術核使用に向けての圧力が高まっている証だろう.今後、その動きは明瞭になり西側諸国の反応を伺いながら動き出すことになるのは間違いない.

 ウクライナも来週には反撃を開始すると宣言しており、もしもウクライナ側が優勢になれば戦術核の使用もあり得るだろうが、そうなればロシアは国として終了することになる.そこまで果たしてロシアは暴走するのか?誰か止めるものが現れるのか?目を離せない状況になるのは間違いない.