曇り、気温は18度.完全な曇り空ではなく薄曇りと言った感じである.じわっと来る暑さを感じる.しかし、この天気も夜に向けて崩れていき雨になる予定である.
来週には西日本は梅雨明け宣言が出そうということで本格的な夏がやって来る.今年は猛暑らしい.
ここ数日ニュースで取り上げられていた潜水艇の残骸が見つかったようだ.発見された場所が水深4000メートルの海底ということで、水圧はもの凄いところであり、もし不具合で潜水艇の内部の気圧が下がったならばぺちゃんこになってしまうだろう.
色々な情報によるとタイタニックが沈んでいるところに潜るには構造強度が足りなかったと言われている.それでも一目でも実際の目で沈んでいるタイタニックを見たかったのだろうか?冒険は危険がつきもので何らかの割合で生存が危ぶまれる行程で有ったわけで命がけの冒険だったと言える.
徐々にではあるが自衛官候補生が何故小銃を発射したかという理由が判ってきている.当初訓練中の逆恨みとされていたが、小銃と実弾を奪い何かを計画していたようだ.その何かが判らないが、小銃に実弾を込めて威嚇すれば周囲の隊員が攻撃しないだろうと思ったが、それを阻止しようとする自衛隊員の行動により小銃を発砲したようだ.本来は、その小銃を抱えながら外に出て何か犯行を企てていただろうがそれは勝手な想像の一つである.自衛隊員の行動はそういった将来起こりうる何かを未然に防いだ勇敢な行動と讃えてよいだろう.
最近住宅街への熊の行動が問題となってきている.北海道各地のお土産屋には色々なヒグマを模したお土産が並んでいる.それは、マスコットとして必要な存在で人に本当に危害を加えるような存在ではない.だから今後住宅街で人が襲われるような事件が続けば害獣としての扱いになってしまう.
しかし、何故札幌圏の住宅街にクマが出没するようになったかというとやはり熊の生息地に人が侵入を繰り返したことにより人の生活圏とクマの生活圏が交わり始めたことが大きい.札幌近郊にある森は地続きで支笏湖国定公園などに接している.その辺りも近年の台風被害で木が倒されその処理に人が入り込んでいる.更に自然に接しようとする余りその森近くにレジャー施設を建てようとしている.それとは別につい最近まで人が住み畑などがあった場所が離農により荒廃地となり熊が侵入しやすい経路となってしまっている.
クマの行動範囲は広く雄ぐまのテリトリーは意外と広く、新しく生まれた雄ぐまは縄張り争いで負ければその地から移動しなければならない.更に子供を産んだ雌ぐまは子供を雄ぐまの被害から守るためにこれまた移動を繰り返す.また、野生の鹿も多く繁殖し道内のゴルフ場に鹿が現れるのは普通の光景になってしまっている.
野生動物の保護は必要だが、保護される動物と生活する人間の安全性を両立するためにバランスを取る必要性は大きい.やはり人の被害を減らすためには野生動物の個体管理は必要である.普通に住宅街を散歩していて熊に出会うことはやはり避けたいものである.