世論調査 ワグネル

 曇り、気温は17度.風が冷たく感じて寒いくらいである.今日は真夏日になるかもしれない.

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 北海道は今週から徐々に北上する梅雨前線により雨模様になる可能性が大きい.本州は今週中に梅雨明けとなるようなのでその残りが東北北海道に雨を齎すようだ.これが過ぎれば本格的な夏空がやって来る.

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 世論調査の動向で政策がころころ変わるのはいただけないと日頃思っているのだが、今回の調査の項目の中に自民党公明党の連立についての質問があったようだ.これは自民党の中に巣くっていた統一教会が指弾されたなかで創価学会を主体とする政党というくくりで言えば明らかに異常に見えるのは致し方ない.政教分離の原則で言えば問題があるのは明らかで統一教会を異端視するのなら同じような対応が必要と考える人は多いだろう.噂では、既存の政党に何度も候補を立てながら未だ議席を持たない宗教団体が接していたという.政界進出は、彼らの望みを叶わせるには必要な存在である.創価学会も高校大学などの教育機関を持ちその卒業生が経済界、法曹界などに進出し自分達に有利になるような動きをしていた.権力の側に付けば自分達が宗教弾圧される危険性が減ると同時に勢力拡大に糸口になることを知っている.常に政教分離の原則を持ちながらもそういった不具合が生じているのである.

 

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 この事件、起きたのが先週の週末だった.ロシアと傭兵部隊のワグネルの対立がエスカレートしこういった行動を取ったようだ.それ以上の情報は推測として流れているだけで、プリコジンがベラルーシに本当に行くかは到着してみないと判らないようだ.

 しかし、自分に歯向かう行為には容赦しないプーチンがあっさり引き下がったのは意外なことであった.しかし、ここでワグネルとロシア軍が叩けば内乱が発生したということになり、さすがにそれを止めるのに引き下がるしかなかったのだろうと想像する.

 だからと言ってプーチンの気持ちを考えれば何か策を練っているのは間違いないところで、ここで何もしないのならそれはそれでプーチンの権力低下を国内や世界に喧伝することになる.それが今までのどんな手でも使ってきた彼にとって我慢できることではないだろう.この件はこの先きっと影響が続くと思われる.

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 このロシア国内の件に関わらずウクライナ軍は攻勢を強めているようである.すでに戦争地帯にはワグネルの軍隊は存在しないことが判ったわけで、今戦闘を行っているのはロシア正規軍だけということになる.今の現状でロシア軍の士気は保たれているのか知りたいところである.

 これは希望的観測だが、今回のワグネルの件はプーチンにとって大きな痛手だったのは間違いない.プーチンが誇る鉄の結束も実際はプーチン後の権力争いがあり、大きく揺らいでいるのは間違いないところである.