台風7号近畿地方に上陸 中国海外への団体旅行解禁

 晴れ、気温は23度.お盆も終わりになり気温は高めだが空は秋空の様な感じである.

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 台風7号は今朝紀伊半島付近に上陸し北上を続けている.普通なら短時間で通り過ぎるはずなのにこの台風はゆっくり進み日本海に抜けるのは明日になるようだ.勢力的には徐々に衰え始めているがやはり台風の性格上風と雨が強い.進路上或いはその周辺にお住まいの方は慎重な行動をして欲しいと思う.

 また北海道上空に高気圧があり、台風との境に停滞前線が横たわる形となった.台風が運ぶ太平洋の湿った空気を北からの高気圧の冷たい空気がぶつかり合う形となる.そのため北海道は少し気温が下がった状態になる.その影響か釧路の今日の最高気温が23度と報じられている.台風7号も北海道の西を明日明後日に通過していき上空にある暖かい空気と冷たい空気をかき混ぜながら通り過ぎる.その後は徐々に大陸の北にあるシベリア高気圧が張り出してきて北海道に秋、そして冬を運んでくる.こんな暑い夏は20数年前に一度あり、夏の暑さが秋まで続いた記憶がある.それ以来の暑さである.

 台風が通り過ぎると本州方面も秋が忍び寄り秋雨前線が張り出してくることになる.この記録的な暑さも9月に入れば落ち着くのではないかと思う.

 

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 日本でもコロナが5類に移行したことに伴って徐々に行動の自由が解禁され今はコロナが大流行する前の状況に近付いてきた.既に個人グループの外国人旅行客が増え始め、今は札幌市内、千歳空港などに大勢の中国人の姿を見るようになっている.北海道の観光産業には喜ばしいことなのだろうが、既にその弊害は徐々に目立つようにもなってきている.その一つが、ホテルなどの予約が取りずらくなってきている点である.ウクライナ戦争が起きて建設資材の高騰及び北海道新幹線の工事などが重なり建設資材の高騰及び労働者不足も重なり宿泊施設の建設が遅れていることも大きな原因である.

 更に観光業界のここ2年間の雇止めの影響もあり、従業員の不足から大量の観光客を相手に営業できる施設が限られてきている.この辺りの問題は徐々に対応するべきことで急な対応は難しいだろう.その影響は別などこかに歪を産む.

 中国も不動産不況に始まり国家的なデフレに陥ると予想されている.その中で海外旅行を進めることで何らかの批判の矛先をそらせる意味も多分にあるのだろう.今回の団体旅行の解禁は日本だけではなく他の多くの国を対象としたわけではない.中国の人口は13億以上.その中の富裕層は1割程度と言われている.残りの9割は普通以下ということになるのだが、1割は日本の人口以上の人数になるわけで日本人全員が富裕層になった数に匹敵するのだから恐れ入る.今は、まだ景気の余波を受けていない中国人が多数存在するが、この数が減ってきた時に起きる中国国内の変調の行へが気になるところである.