工事現場での事故 ウクライナ戦争

 曇り、気温は18度.

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北海道上空には停滞前線が掛り、雲が多い天気が予想される.これが過ぎ去れば当分秋晴れの良い天気が続く予定.秋分の日の連休は行楽日和になるだろう.

www3.nhk.or.jp

 工事現場での死亡事故が増えている感じがする.ついこないだは静岡で橋桁落下事故が起きたばかりである.その時の情報では熟練の作業員が不足しており、経験不足の人間が現場に多く存在するとのことだった.

 10年以上前に大胆な公共事業の削減が行われた後、大きな土木工事が減りそれに携わる人の数が減った時期があった.その後、公共事業の予算も復活しそれなりの年月が経っているが、その時に就職し現場を経験する人間が一時的に減ったことが影響を及ぼしている可能性がある.

 更に、日本の産業の中心はサービス業に移行し、3Kと言われる職場環境はそこに携わる人の数を減らしたのも一因で有ろう.

 モノづくりの中で人の命が奪われるほど残念なことは無い.その原因が明らかな人為的なミスであるならその数は減らすことはできるはずであるからである.

 今後も労働者が不足すると予想される中で、ますます熟練作業員の数は足りなくなるだろう.現場には多くの経験の浅い人が投入されそれを管理監督する難しさは増していくだろうと予想される.

jp.reuters.com

 ゼレンスキー大統領が国連で演説を行った.当然各国へウクライナへの支援を依頼するのだが、どれだけの国がこの演説に反応してくれるか未知数である.

news.yahoo.co.jp

 その中で上記のニュースが流れた.これが事実ならロシアの前線の兵士の士気低下が著しいのではないかということである.前線で戦う兵士の目的は、プーチンのために戦うということに過ぎない.自国の領土内の戦争であれば祖国の家族を守るためという大義名分があるが、この戦いに参加し戦闘を行って守るのはプーチンの名誉だけであることが判っている.その戦いに自分の命を投げ出して得るものは何もない.

 そのことだけでもロシア兵士に対して直ぐにでもウクライナに対して降伏し戦線を離脱して欲しいと願う.

 ロシア国民の大半はこの戦争の無意味さを悟っているだろう.自分の息子、夫、家族が戦場に送られて喜ぶ人がいるとしたら異常である.ウクライナ側にとっては、奪われた領土を守る.少なくともウクライナ国内で生活する家族や友人などをロシアの侵略から守るという大義名分が存在する.その違いは大きい.