曇り、気温はマイナス2度。
北海道は気圧の谷間にあり全道的に曇り空が広がる。気温も二中はプラスになるところが多く外出するには良いだろう。
昨日の午後6時にテレビの画面が突然切り替わり羽田空港の惨事を映し出す。燃え盛るジェット機の姿とアナウンサーが乗客は中にいるとの言葉からどれほどの犠牲者が出るのかと慄いていたが、最終的にその時点ですでに全乗客が脱出していたと報じられほっとした。しかし、その日本航空のジェット機と衝突した海上保安庁の6人乗りプロペラ機の乗員は一名を除いて死亡という知らせがあり正月早々何という一年の始まりになったのかというしかない。
北陸地方では、一夜明け多くの人の救援が始まり徐々に犠牲者の数が増えていく状況である。何とかして救助が進んでほしいものである。
家族が陰謀論に「どう接したら…」集まった声 | NHK | WEB特集 | IT・ネット
その中でX上で目立つのが陰謀論のポストである。何やらディープステートと呼ばれる組織がこういった事件を起こしていると主張する輩たちである。更にそこから派生したように色々な主張が繰り広げられる。例えば、反ワクチン派と呼ばれる一連のグループは色々な人種を呼び寄せているようで、そこから岸田総理、自民党を批判するグループ、味の素を非難する（人工調味料ではなく味の素のみ）グループ、能登半島地震が人工地震であると主張するグループなどである。
こういった主張した人たちの背景を探るためそのポストを見ていくうちにXのおすすめにはそういったものが優先的に表示されおすすめは陰謀論ばかりになってしまう。これまた困った機能である。
YoutubeなどのSNSは仕組みとして利用するユーザー数を稼や閲覧数を稼ぐため閲覧履歴に応じて表示する内容を変えてくる。だから徐々に画面は偏った内容が集まってくることになる。題名につられて見ていくと徐々にそれ一色になるため陰謀論に嵌ると世界はそれだけで占められているように感じるのかもしれない。
以前はそういった陰謀論を信じる人たちはマイナーな存在で世の中で表面化することは少なかった。ある意味特殊な趣味と思われていたはずである。しかし、SNSの世界ではそういった主張をも仕組みとして大勢の人の目に触れる存在となってしまったことで今まで黙殺されることに甘んじていた人たちが俄然前に出だしたといえる。
新年早々大きな事件が続きこの先の世界がバラ色ではなく灰色になるのではないかと予感される。
