能登半島地震

 曇り、気温はマイナス6度。

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 正月の午後、突然テレビから流れる緊急地震速報に身構えることとなった。画面をNHKに切り替えると石川県珠洲市の様子が映っている。一見それほど被害が大きいように思えなかったが、良く見ると日本家屋の屋根瓦が地震の影響で崩れているのが分かる。更に左奥では砂煙が立ち上がり何かが起きているようであった。その後も緊急地震速報が断続的に画面に表示されるなど正月とは思えない光景が続くことになる。

 

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 今回の震源の中心は能登半島であった。このあたりの地形の成り立ちは、NHKブラタモリで詳しく報じられた。あの能登半島の断崖絶景がどのように作られたかである。

 その地形の成り立ちのキーワードは断層である。古い昔、日本列島がまだ大陸とつながっていた。そのつながりが地下のマントルの動きと共に切り離されその陸地はひび割れて切り離された。そのひび割れが断層となり今の日本のいたるところに断層が存在する理由となったわけである。能登半島はまさしく断層でできた地形である。

 

邑知潟断層帯 | 地震本部

 丁度、今回の地震が起きた能登半島の中央を走るのが邑知潟(おうちがた)断層帯である。今回の地震の発生がこの断層とまだ断定がされたわけではない。これ以外にも細かい断層が複数存在するためである。

 今回の地震の状況は夜が明けた今から被害状況が明らかになっているところである。これからも余震があると思われるので今回の地震があった地域の皆様の冷静な行動が望まれるところである。

 自身大国日本、この先もどこでこういった地震が起きないとは限らない。本当にこういったことが無いことが良いのだが、この先も地震は起き続けるのは間違いない。