藤井棋王2勝目

 晴れ、気温はマイナス11度。

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 北海道の東に低気圧があり、冬型の気圧配置は同じだが等圧線は緩んでいる。そのため日本海側を中心に雪となるようだ。

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 棋王戦第3局が昨日行われた。第一局が持将棋という珍しい引き分けとなり、今のところは藤井棋王の一勝となっている。この一局は角換わりと今までの二局と同様の戦局となった。その中で速い局面から藤井棋王の方から前例のない指し手から伊藤7段が長考に沈み昼休憩明けまでに持ち時間で2時間差が付くこととなった。その持ち時間が終盤の指し手に影響したのは否めない。

 午後の形勢は互角になっていたのだが、伊藤7段の形勢判断では劣勢に感じていたのではないかと思う。それは、藤井棋王への信頼感だと思う。信頼感というのは変な例えだが、最終盤に間違った手を指すことが無いというこれまでの実績である。一手一手がAIの最善手と一致率が高いということがデータで示されている。それは知らず知らずの内に自分の指し手に対して見えないプレッシャーを生む。

 これで対戦成績は藤井棋王の2勝となり、次の対局で防衛が決まる可能性がある。

 

「オワコンフィールド」札幌ドーム、命名権半額ディスカウントでも応募ゼロ「自業自得」「殿様商売」ファンも冷淡(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース

 こういった札幌ドームを悪とするニュースが定期的に上がる。その理由は、以前使用していたプロ野球の日ハムが北広島に移転したためと考えられる。日ハムが札幌から移転した最大の理由は、自前の球場を持ち利益を上げるために札幌ドームを借りていてはできないという経営的な理由からである。それがなぜか札幌ドームが追い出したことになっている。その根底にあるのは、プロ野球球団を追い出すのは許されないという感情だろう。しかし、今までの歴史の中でプロ野球球団が本拠地にしていた球場を出ていった例はいくらでもある。そのいずれもプロ野球球団の方が主導であり去られた球場側は文句をいうこともできなかった。実際、日本ハムは北広島に自前の球場を持つことができたが、その影響で今まで北海道の各地で行われていた地方開催がなくなった。それまで北海道の各地の地方球場はプロ野球開催基準に合わせるため税金で改修してきたのに関わらずである。改修すれば毎年何試合かプロ野球の試合を見ることができると改修する側は住民を説得してきたにも関わらずである。

 ある意味この記事を書く記者の視点は、シミュレーションゲームをやっているゲーマーの視点である。自分が勝利するためにゲーマーは最善の努力をする。その時に切り捨てた者たちの気持ちなど知りようがないのと同じである。自分の願うことを邪魔する者は敵であるという考えである。更に週刊誌の記者が陥る、その記事の影響でどれだけの人間が悲しもうが記事が読まれることが勝負に勝利したという感覚である。

 更にこの記事の情報収集元がネットであり、自分で取材に赴いていないことが丸分かりであることが良くわかることである。この記事の中にドーム内で広告が撤去されていると書かれているがそんなことは無い。フェンスの広告も残っておりドーム内に垂れ幕もある。そういったことを確認しないでオワコンと書く記者としての資質もない者の戯言といわざる負えない。