気温はマイナス5度。
北海道は気圧の谷にある。そのため天候は不安定になっている。晴れのところが今のところ多いが徐々に悪化していくところも出てくるだろう。西日本は西から東に延びた前線の影響で雨が続くようだ。何となくだが、西日本は春夏秋と雨の続く日が多くなっているように思う。恵みの雨だけで終わって欲しいものである。
数か月前までの予想では今年の開花は早いとなっていたのに3月の寒気が開花を遅らせて居る。残念ながら人の予想は絶対ではない。
桜の木も季節を敏感に感じ取りその地域一帯の桜を芽吹かせる。木ごとに日当たりの良さ悪さがあるため少しづつズレて咲くこともあるが1週間と違わない。狂い咲きというのもあるが概ね違いが無いのは人の行動と同じかもしれない。
北海道は一月ほど遅れて桜前線がやってくるので少し待つ必要がある。できるなた桜前線と一緒に北上するたびに出たいものである。
明らかな因果関係が無いと思われる人とあると思われる人を合わせて訴えていたためこの判断となった感じがする。弁護団の戦略として多くの賠償を得るためにこういった方法を取ったのだろうが、因果関係が明らかな人を抜き出して訴えていたなら時効の判断も異なっていた可能性が高かったのではないだろうか。これは憶測であるため確かなことでは無い。
同じ外科医でも手術で治す医師と昨日のブログでも書いたが不適切な手術をする医師の二通り存在するのが医療である。どちらも情報開示しなければ同じことをしているのだが結果的に成果が異なることに気付けないものである。医者選びに運不運があってはならないのだが、ここにも運命が存在する。
色々な分野で人間国宝と呼ばれる名人が存在する。この人は手術の世界で人間国宝級の腕を持っていたのだと思う。できるならすべての医師が同じレベルにあればいいのにと思うし、それを補うためにロボット手術が導入されたのだと思う。
技術というものはそういうものである。何事もなくできれば幸いだがそうはいかないこともある。訓練に付き物と考えなければ誰も挑戦できなくなるわけで本番の出来事でないことが重要である。もう少し寛容な心で見守るべき事柄である。
終身雇用が常識な時代からバブル経済の崩壊により就職難の時代になり終身雇用も崩壊した形になった。その後、少子化が今後続くと同時に働き方改革という流れが起きたわけであるが、それによって働く意味というものが見直されたのは良い傾向だと思う。いままで自分に合わないと思っていた仕事でも割り切って働いていたものが、本当に仕事をやりたいというものに転職できる環境ができてきたのだから朗報であると思う。
今回のニュースは火山専門人材ということだが、色々な分野で学びなおしのチャンスが与えられることが重要で、それを受け入れる間口がもっと広がればよいと思う。
この問題も医師という職業の成り立ちがそうさせたといえる。昔はどうだったと書くと語弊が大いにあり今とは違うといわれると思うが、本当に医師は人を助けるためにという気持ちを持つ人が多かったように思う。確かに金儲け、地位や名誉にこだわる人もいた。今と変わらないのかもしれないが、その良い高校良い大学から頭が良ければ医者になるという間違ったルールができてから問題が増えたように思う。先から書くように人は訓練しなければ技術は身につかないし陰で努力は必要である。それが無いのに簡単に技術が身につけられるわけがない。その技術を身に着ける時間が指導医につきながら身に着けることも必要だった。それを実労働時間とするなら大変な労働時間となるのは当たり前である。その辺りの考えが変わってきたのだと思う。
何時も思うのだが、人の命を預かるのに頭が良いだけでは医師の仕事は成り立たない。特に外科系の手術の得手不得手は手の器用さに由来するわけで、手術ははっきり言ってしまえば大工仕事やプラモデル作りと同じで美的感覚がものをいう世界である。その辺りを考えれば手術専門の医師は別な分野からトラバーユしても良いくらいだと思う。そのことを多くの人は知っているのに変えられないのは医療というものが理想で出来上がっているからだろと思う。
