AIの進歩は世界を混沌に陥れる

 雨、気温は10度.風もあり寒いくらいである.しかし、昨日松前公園で桜の開花が見られたということで桜前線津軽海峡を超えたようだ.しかし、生憎の雨と風で桜の花びらが散ってしまわないかと心配になる.今日の午後からは晴れ間が広がるらしくお花見に行くのもいいのかもしれない.

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 アメリカの国防機密が流失し騒ぎになっている.この流出もアメリカの敵対勢力が関わっている可能性が高い.

  今回の国防機密の漏洩がAIを使ったものというわけではないが「攻殻機動隊」というアニメにウイルスの侵入を防ぐ「攻性防御」のシーンがある.その未来を舞台にした話では、サーバーへのハッキングは当たり前となっており、何重もの侵入に対する防御も優秀なハッカーは易々と突破する.それに対抗するようにAIが搭載されたロボットやサイボーグがその侵入を防ぐため熾烈な争いを行うわけである.

 徐々にAIは時間と共に進歩しており、その話は現実に起こりうるところまで来ている可能性が高い.技術が進歩すればそれに対抗する手段が生まれ、更に対抗する手段を考えるイタチごっこの様だが、それによって色々な技術が相対的に進歩する.ある意味歪んだ進歩の仕方だがそれを制御することは不可能だろう.

 つい先日、ChatGPTに代表されるAIの開発を6か月間停止し今後の方向性を見定めるべきとの提案が有ったが、その行方を知らない.

 

 

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 アメリカと同様、ものすごい勢いで開発が進む中国でとうとう共産党政府が動き出した.AIが生成する文章に共産党に都合の悪い禁句処理をしようとしているらしい.テスト段階で共産主義習近平に対する質問の回答が今の政府に相応しくない結果となったようだ.果たして中国はAIをも規制する最初の国になるのか?答えは既に出ているわけである.

 

 AIは世界の進歩に役立つかもしれないが人類に害を与える可能性も高いことが判ってきている.人類の中に善と悪が混在しているわけで、その中の善がAIを良い方向へ導こうとしても必ず悪がそれを利用するだろう.もしかすると人間社会が破綻する可能性も出てきている.もしかすると一人の悪が世界を滅ぼすことも考えられる.