日本の行き先

 晴れ、気温は10度。公園の桜の蕾はまだ膨らんだばかりで1、2週間はかかるかもしれない。

 

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 今日も道内は高気圧に覆われ良い天気となりそうである。今日の札幌の日中の気温が25度を超える予想で春を通り越して夏を感じられるかもしれない。これも週半ばには低気圧が近付く予定で徐々に下り坂に向かう。

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 こういった発言を聞くとトランプの下品さに鼻をつまみたくなる。大統領の品性というものをアメリカ国民はどう思っているのだろうか?その辺りは、バイデン大統領も同じ考えを持っているのかもしれないが、少なくとも岸田首相の前で口に出すことはない。その辺りは陰湿といわれるかもしれないが、人の品性としてどちらが正しいか結論は出ないところである。もし、トランプがアメリカ大統領に返り咲いたなら間違いなく世界は混沌に向かうだろう。それを世界は仕方ないと受け入れるしかないのだろう。

 

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 ロシアは暗にアメリカ大統領にトランプがなると予想しているのだろう。今のところ日米の関係は強固だが、トランプに梯子を外されたら日本はロシアとどう向き合うのか考えろと警告しているのだろう。アメリカが手を引けば即ロシアは極東に軍事力を向かわせるだろうと言っているのだ。

 

 そして、もう一つの懸念は中国である。文化大革命以来の国内の引き締めを行い、経済は停滞しても共産主義国家として覇権を手にすることを目指す習近平の向かう先は東アジア特に太平洋を自分の庭にすることである。そのために台湾及び日本は当然支配下に置くべき国である。台湾は軍事力、日本は中国共産党の息の掛かった人物を政財界に送り込み親中派を増やすことで中国の支配下に置くことである。その兆候は既に国内であからさまに起きており、中国資本の日本への進出は目覚ましいものがあり、更に自民党内には二階、河野太郎に代表される親中派の国会議員がおり、野党にも息の掛かった国会議員が多数存在する。今はアメリカを向いているが有事にどういった行動を取るか不明である。

 日本は既に脅威にさらされているのであるが、そのことを国民は気付いていないのかそれとも気付いていないふりをしているのか分からない。まったくもって一寸先は闇であるが、未来を予想して動こうとすることは日本の不得意とするところである。

 武家社会から大きく変換した明治時代に、日本の未来を考えて行動した人物が多く存在した。彼らがすべて聖人君子とは思わないが、混乱する社会の中、少なくとも理想とする国家を作ろうとしていた。では今の日本はどうなっていくのかといえば先は見えない中で老人がかじ取りをしようとしている。この先の未来を考えるのは未来を生きる若者でなくてはならないはずである。できることなら国会議員は50歳定年制にして思い切って若者に政治を任せるくらいでないと日本は変わらないだろう。