自粛が終わると気が緩む

 曇り、気温は16度.昨日よりも寒く感じる.梅雨前線が北海道に接近していて雨がちの日が続く.本格的な土砂降りではない.

headlines.yahoo.co.jp

 東京アラートという意味不明な施策をとり、全国と合わせて他県との往来も解除してさあこれからという時に続々と感染者出てきた.活動自粛時には見られなかった感染の広まりが現れている.

 今日から2週間前というのは、6月の早い時期になるのだが、その頃からの活動の結果となる.自粛といいながら東京都民は活動を続けていたわけである.その発生源は、やはり危険視されていた夜の繁華街ということになる.

 新型コロナ発生時に夜の繁華街の売り上げが落ち、地方に出稼ぎに行くという噂が出たくらい自粛が行われていたのだが、その自粛も夜の繁華街では無効だったと聞く.それほど強制的に営業停止させるわけではなく、努力目標みたいなものだった.そのため感染が広まっており、若さゆえに症状が軽くて済んでいた可能性もある.

 そこに通う密度が高くなればそこから感染者が続々と出てくるのも致し方ないと思う.感染巣に出入りが多くなればなるほど当然感染の確率は上がるわけだからである.

news.yahoo.co.jp

 北海道も同様に自粛期間に訪れていた昼カラオケを発生源とするクラスターが発生してしまった.これも自粛期間中であったが安全を確保したうえでの感染だが、やはり長時間密な状態で過ごして入ればやはり感染てしまう例である.新宿の繁華街は若者が中心だが、こちらは年寄りが中心なため感染し症状を発症する人の割合は高くなる.感染した場合重症化しやすいグループに感染者が接触すれば途端にクラスターになってしまう.

 北海道も自粛期間が長く、それに耐えられない人たちもどんどん増えてくるのは当然の流れで、これから観光客を呼び込みたい道としても人の往来をこれ以上止めることはしたくない.この昼カラのクラスターの発生は、これから観光を大きく宣伝したいタイミングであったため早く収束を測りたいところだろう.札幌の昼カラの客で所在不明の人たちの中で昼カラの店をはしごして回っている人がいるのは明らかで昼カラの店は要警戒ということになる.