コロナウイルスとの戦い

 晴れ、気温はマイナス16度.晴れていて寒いというのは、普通に考えれば変なことではある.

 

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 今の状況は、経済優先派か感染防止派の戦いである.両方を得ようと進めてきた政府の対策も結局どっち付かずの状況になり両者から攻められている状況である.

 更にマスコミは、自分達が攻められることはないため勝手なことを連日垂れ流している状況である.責任を取らなくてよいのなら勝手なことも言えるが責任をとらなければならない立場ならその口は重くなる.

 こういった状況で新型コロナウイルスは変異し続け、更なる感染者数が増加する.これならば集団免疫を獲得しなければ状況は治まりそうにない.もし、医療がこれ程発達していなければスペイン風邪の流行時と同様の死者数になっていただろうと思う.

 今回の緊急事態宣言であるが、全くもって全ての国民がこれに協力するかどうかで成功するか失敗するかが決まる状況である.これくらいのことが出来なければこの先の日本の繁栄はあり得ない.

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 中国でも変異種の国内感染の拡大を防ぐために対策を行っている.13億以上の人口を持つ国で感染対策が失敗すれば国が亡ぶ状況になる可能性もあるため必死なのだろう.

 こういった対策も中国が行えば独裁国家に近いため国民に強制することができる.こういった感染症の広まりを防ぐにはそういった強制力も必要なのだと思う.しかし、これができるのは独裁国家だけであり、そういった国に日本をしたいとも思ってはいない.

 こういった状況でも自由を認めることを優先することは大切なのだけれど、それを守るためには多くの犠牲が必要である.本来なら死ぬことが無かったはずの人が死んでしまうのだから戦争をしているのと同じ状況である.

 規律、規則なしで戦争を戦っても被害が増えるばかりで負け戦になることは確実で、それを防ぐにはやはりどこかで組織として律する必要があるのだが、それができるかどうか未知数である.

 曖昧なまま去年一年を過ごし、残念ながら新型コロナウイルスの感染を防ぐことはできなかったわけで、同じことをしていては犠牲者を増やすことを防ぐことはできないのだが、果たして国は、あるいは国民が判断するのだろうか.