防衛費増額は大きな矛盾である

 曇り、気温はマイナス7度.昨日の夜から降り始めた雪はそこそこ積もった状態である.新雪に覆われた路面の下の氷で足元が不安定になっている.今週は、そろそろ冬が本格化しそうな雰囲気で、北海道も全道的に雪に覆われそうである.

 

 昨日は、5回目の新型コロナウイルスのワクチン接種をしてきた.当日は問題が無かったが朝起きてから接種した左腕が少し痛む.幸い熱は無く副作用というわけでもないが、朝起きた時に少し体がだるく感じる.これでもしかすると国が推奨するワクチン接種は終わりで、今後は自分でワクチン接種することになりそうな気がする.今でも半分程度の割合でワクチン接種をしないという人がいる.それも個人の自由であるので無理強いはしない、しかし、多くの人が抗体を持つことで流行が収まるのも事実である.

 

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 防衛費の問題、戦争が起きなければ無駄な費用と思える.無駄な費用を税金として払うのは嫌だという気持ちも分かる.しかし、一部の人が言うように全ての国が話し合いで争いを解決できるような関係なら良いのだが、その話し合いすらまともに実行できず話し合いの裏で相手を攻撃する準備をしているような国に素手で立ち向かうことは余程その国が何かで守られていない限り無理な話だろう.

 今まではアメリカが巨大でバックに控えていれば他の国は日本に手出しをすることは考えられなかったが、そのアメリカの力も弱まりつつあり、太平洋の覇権はアメリカが握っている時代ではなくなってしまった.

 核兵器も大国と呼ばれる国のみが所持しているわけではなく、今では北朝鮮やイランが核兵器を持つ時代となってきている.核所持の閾値が下がり始めており、10年もすれば俗に言うテロ国家が普通に持つようになる世界になれば紛争は今のままでは済まなくなる.多くの国が核兵器を所持すればするほど何時何処かで核爆弾が爆発する時がやって来るのは間違いない.

 そのために日本も核武装をしなければならないと言っているわけではない.核兵器で攻撃されてしまえば専守防衛も無い.日本国内の軍事基地に同時に核攻撃をされた場合、日本の防衛能力は一瞬のうちに消えてしまう.そのために核ミサイルを受けないシステムが必要になる.攻撃を受けた後に2波の攻撃を避けるために相手のミサイル発射を防ぐ手立てが必要になる.

 そう考えると防衛費は無駄な費用でしかない.本当にバカバカしいことである.相手が攻撃能力を持たなければ、あるいはこの地球から消え去れば簡単なことなのだが、そんなことは不可能であることは重々承知である.

 

 我々の住む地球が人類だけのものではないことは承知である.その前に天変地異が起こり人類が滅亡するかもしれないが、核戦争で自らが自滅することは避けたいものである.