補正予算 オスプレイ 日大アメフト部

 曇り、気温はマイナス5度。徐々に夜明けは遅くなり後1時間ほど掛かる。

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 今週は予想通り西高東低の気圧配置になり、冷たい空気が入り込み道内は冬へまっしぐらとなっていく。もうすぐ12月なのだから当然の進行であるのだが、10月11月が例年より気温の高い日が続いたため冬が来ないような錯覚をしていた。今の状況はキリギリスの心境に近いのかもしれない。

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社説:補正予算成立 議論が深まったとは言い難い : 読売新聞

 補正予算が成立した。当初朝日新聞は、維新、国民が反対すると予想していたが結果は維新、国民に裏切られたような記事になっている。その辺りの感触は国会審議前には分っており、立憲、共産の思惑通りにならないと知っていたはずである。

 立憲、共産は、岸田首相の経済対策や政治資金の問題を追及したが、両党ともに警察組織ではないため追及は上滑りの感じであった。もし、朝日新聞、読売新聞が自民党の経済政策などに不満を持ち立憲、共産両党を応援したいのなら新聞社自ら猛烈な取材を行い新しい事実や不正を暴く記事を書き追及すべきところだったように思う。その辺りの情報収集能力の強化が必要だと思う。全てのマスコミが取材しやすい記事を書き、海外の取材は現地紙の情報を流用するだけでは先細りが見えている。

 ネット社会の進展とともに旧来のマスコミの収益力が低下し縮小が伝えられている今、どのように国民に必要な情報を収集し記事にしていくのか考える必要がある。もし、既存のマスコミが消滅するのならそれに代わるニューマスコミを新たに創設する必要があるだろう。

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 鹿児島県屋久島沖でオスプレイが墜落事故を起こした。これまでもオスプレイの墜落事故は起こっており、米軍基地反対運動の一つの根拠となっている。今後、日米間できちんとした調査と原因の公表が行われると思うが、できる限りの情報公開が必要だろうと思う。

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 日大のアメリカンフットボール部が廃部の方針が発表されたが、当然、この問題に係わっておらず純粋にアメリカンフットボールを行っていた選手にとって寝耳に水のことである。問題の原因は明らかに大人の都合だからである。

 危険タックルに始まる日大の組織腐敗が連日取り上げられ、今回の部員間に広まる大麻汚染の処理問題などは、部員達に自浄努力を怠った問題点はあるが、そもそもそれが行えない組織を作り上げた周りの責任でもある。この際、膿を出し切るまで活動自粛は仕方がないが、正常な状態に戻ることを条件に再出発を認めることは重要である。更に日大はこの際組織としての改革は当然のこと必要で林理事長が一人ですべてやり遂げることは今回の件を見ても無理筋だと思われる。その大きな理由の一つは、田中前理事長時代に作り上げた組織をそのまま利用していることだろう。こういった組織の腐敗は、一度解体的出直しをしなければ無理だと思うからである。