ザポリージャ原発 経済安保情報保護法案

 晴れ、気温は2度。

 

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 北海道の東側に雪を降らせた低気圧は東の海上に去り、今日は全道的に晴れ間が広がる。このあと数日は天候が悪化することは無いようだ。

 

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 ウクライナ領にあるザポリージャ原発は今もなおロシア軍が占領している。ウクライナも原子炉が破壊されれば大きな被害が出るため簡単に奪還できない状況である。そういう状況だが、いよいよある程度の被害が起きたとしても既に周辺に暮らしていたウクライナ国民は避難しているため問題ないと考え始めているのかもしれない。自分達が使えなければ原発周辺が半永久的に使えなくても問題ないとする考えである。もし、原子炉が破壊され周辺が汚染されて困るのはロシア軍かもしれない。風向きによってはロシアが占領しているウクライナ領に住む人は緊急避難する必要も出てくる。

 

「市民の知る権利を守ろう」議員会館前で抗議 経済安保情報保護法案、9日にも衆院で採決の見込み:東京新聞 TOKYO Web

 確かにこの法律が正しく運用されなければ悪法にもなる。しかし、その法律を適用しなければ日本経済に影響を与え将来に禍根を残すような事実が現在も起きている状況で情報を守る必要があるのは確かである。こういったことを頑なに受け入れようとしない人たちを見ると残念な気持ちになる。国という名前の元で暮らすには最大多数の幸福の実現というものがある。そこからあぶれた人を救済することは必要だが、少数派のための国を作ることはそれ以外の大多数が不幸になるということである。

 また大切なのは、理想的な国を作るためには世界のすべての国が同じ考えを持った国である必要がある。これは以前も書いたが、日本に悪意を持った国が一つでもあれば理想は成り立たないということである。他人も同じ考えを持つということなら問題ないが、現状でも考えが違うのに国対国の間でどれほど考え方に違いがあるのが分かっていない。

 さらに言えば、こういった反対する人たちは、ある意味敵を作ることが必須である。話し合いの末に中間的な方法を探るというようなことは決してしない。自分達の主張は善でそれを否定する人たちは悪という考えから悪を徹底的に排除しようとする。同じ考えを持ったとしてもそれぞれに人生があり別なところで意見の相違が出てくるはずなのにグループになると運命共同体化する。それは一つの宗教である。そんな社会に生きたいとは思わないが、何か正しいことを言ってそうな人についていくのは楽なのだろうと思う。