J1リーグ第31節 vs.町田 ドロー

 曇り、気温は15度。日中の気温も20度を超えそうもない。

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 本州の西側に秋雨前線が掛かり雨を降らしている。北海道は気圧の谷にあり徐々に抜けている状況でこれが抜けるとまた気温が上がるようである。

 

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 J1リーグ第31節、GIONスタジアムで行われたアウエーの試合。コンサドーレの先発は、

 GK 菅野

 DF 馬場 岡村 中村

 MF 近藤 宮澤 青木 パク

 MF 駒井 スパチョーク

 FW 鈴木

 

 この試合、日本代表監督の森保氏がスタジアムに来ていたようだ。森保氏が見に来るとコンサドーレは勝てない印象がある。日本代表に選ばれる選手が町田にいるのかコンサドーレにいるのかが不明だが、果たして誰を見に来たのだろうか?

 試合は、町田がゴール前を固め前線に放り込む試合をするためコンサドーレの重心は後ろ気味だった。そして高尾選手のケガで右CBに入った馬場選手は一生懸命走るのだが相手のフェイントに引っ掛かり抜かれてしまう場面が多少見られた。既にU-23の日本代表に選ばれているので森保監督の顔がチラついたかもしれない。それは町田の選手達にも言えることでやはり細かなマスミスが目立ちある意味コンサドーレも救われた感じがする。

 コンサドーレの前半は相手をフリーにする危うい場面があり、更に上手くワンツーで交わされるなど得点されはしなかったが危うい場面はコンサドーレ側に多く、相手の町田はゴール前に守備のブロックを築き得点のにおいがしなかった。そして、ミシャ監督の名前呼びの洗礼を受けたのは中村選手だった。ミシャ監督が意図していたのは、バックパスすべきではないところでバックパスで逃げたところである。何時も試合を見て思うのは中村選手の前パスが少なく、どうしても第一選択がGKへむけてのただ戻すパスになることが多い。ミシャ監督は前に攻撃のリズムを作り出す役割を求めているのだろうと思う。後ろからドリブルで相手ゴールに迫る動きは中々良いものを持っているのだからそちらの方が重要視されているのだろうと思う。守備は相変わらず着くところと回意を取るところの見極めが悪く結構左サイドの裏を取られていた。

 前半は、コンサドーレにとってチャンスらしいチャンスはミドルシュートくらいでカウンターから抜け出したチャンスシーンなどは最後にシュートまでいかないところが見られた。

 後半も相手が前の選手を変えてきて圧力を強めてきたがここぞというところで岡村選手の体を張った守備が良かった。このくらいの安定した守備を見せれば日本代表にひょっとしたら選ばれるかもしれないと思わせた。あと後半の途中で宮澤選手が胸部打撲で交代したことが心配である。動ける宮澤選手はボランチとして重要な選手である。彼に変わる選手は他にいない。交代で深井選手が入ったがまだ試合勘が戻っていなくミシャ監督が意図する動きは出来なかった。

 最後は町田のCKからポストに当たるヘディングシュートを打たれてしまう場面があったが得点を取られずにすんで引き分けで良かったという試合だった。

 これで今日の湘南の勝敗如何によって残留への道のりが険しくなる恐れもあるが、残り試合すべて勝利するのはやはり現実的に無理。できるならヴェルディ戦に勝ち点3が欲しかったところである。ある意味次の京都戦で負けると厳しい状況に陥るのは間違いない。