新型コロナウイルス

 曇り、気温は14度.すこし肌寒い.

 

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 日本よりはるかに多いイギリスで新型コロナウィルスのデルタ型が流行しているようだ.一回接種を入れると全成人の70%以上らしいのだが、それでも流行するとなると今後の対応が悩ましい.

 その接種率と比べたらまだまだな日本では、デルタ型の感染が広まっているとされるが、それでも感染者数はこのところ下降傾向である.緊急事態宣言で人の流れを止めることが感染拡大防止に有効であることが証明された.

 一部のマスコミからは、緊急事態宣言でも感染は爆発すると国民に恐怖心を煽り立てていたが、それが気宇だけで終わりそうなのは幸いなことである.

 20日には多くの非常事態宣言がまん延防止などに移行する予定で、それが契機に人の流れが増え第5波が来ることの恐れがある.

 これだけ長く続いた自粛生活は、人に開放感に対する要求が強く働くのは致し方ないところである.

 だから20日の宣言解除は政府にとっても大きな賭けになる.これで再度感染爆発すればオリンピックを開催する大義名分は消え去ることになる.政府の足元を掬うことに熱心な野党系の皆さんは密かに第5波が来るのを祈っていることと思う.

 

 

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 そしてこのニュースである.世界で数種類のワクチン接種が行われているが、ここで新しいワクチンが承認される予定となった.スパイク蛋白を使ったものらしい.

 ここにきてアメリカでの新型コロナウィルスワクチンが供給過剰になり始めており、このワクチンの登場でそろそろワクチンの選別の方向へ向かう可能性がある.

 その第一の基準は、やはり新型コロナウィルスの変異型を含んだものに対する有効性になってくるのだろう.そして次に来るのは、やはり副反応の危険度の低さになってくるのだろう.

 それを潜り抜けることによって次回以降も使われるワクチンの候補が絞り込まれていく.しかし、一つのワクチンが全てに有効ということにはならず、特徴の違ったものを使えばまた有効性が変わるということもあるので、この流行が収まるまでは試行錯誤が続く.もし、新型コロナウイルスの世界的流行が収まれば、その時は、逆にワクチン製造会社の生き残りが激化するのだろう.

 しかし、まず日本国内の感染が収まることをまず優先すべきなのだろう.