沖縄辺野古問題

  曇り、気温は14度.明け方少し強い雨が降ったが今は小康状態である.

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北海道周辺には前線が掛り、これから強い雨が降りそうである.秋の長雨というが、その長雨はもう少し早い時期のもの.今頃雨が続くと本当に憂鬱になる

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 この問題、県の真ん中にある飛行場を移設する代わりに別な基地を作るために始まった.沖縄の人にとって平和な時期には不要なものであるし、有事になれば外国の軍隊から攻撃の目標になるため無い方が良いに決まっている.そういったことを含めて国の政策については一定の批判を受けることは間違いない.

 沖縄が、琉球と呼ばれまだ日本の領土になっていない時代.船を使った交易で栄えていた.その頃は、中国も今の様な国の成り立ちではなく、一つの貿易相手国に過ぎなかった.更に遥か東南アジアまで繋がる貿易航路が完成していた.文明の発展が押さえれれていれば物理的に移動は困難でそれなりに上手く機能していたといえる.

 福島原発の処理水の問題もそうだが、不都合なことが多すぎる.無くても良いものを事故という災害で発生させてしまった.沖縄の米軍基地問題も元を正せば日本軍の南下政策の足掛かりに沖縄が選ばれたことによる.もし、南下政策が成り立たなければ沖縄が基地の街になることは無かっただろう.

 時計の針は進んでしまい巻き戻すことは不可能でる.誰もが平和な生活を望んでいるのに何故かその意思は尊重されない.日本が平和憲法を宣言しても周辺国はそれを信じてくれない.終戦直後は上手く行っていたのに、朝鮮戦争ベトナム戦争と力と力の対立はその思いとは別に作られる.ロシアがウクライナに攻め入ったのも自分達が力を発揮すれば問題は直ぐに解決すると誤解したからである.

 残念ながら世界の流れは、力対力の解決に向けて歩みを止めようとしない.