岸田内閣 クマ被害

 雪、気温は1度。朝起きてカーテンの隙間から外を見ると庭が白くなっていた。今も降り続いているが根雪になる勢いではない。日中には日向は溶けるが日陰の方は溶けないかもしれない。

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 西高東低の気圧配置は徐々に崩れてきており、急に音連れた感じがする少し冬の寒さは緩和されるかもしれない。しかしそれでも、一日一日と冬に向かっているのは間違いない。

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 内閣の人事について岸田首相の意向もあろうが、主に内閣官房を中心に自民党3役と打ち合わせしながら人選を行っているのだろうが、こういう問題がある議員の身辺調査の甘さが目立つ。任命権者は首相なのでその責任はとらなければならない。その点で自民党内部の気の緩みが内閣にも及んでいるというところだろう。この岸田首相の悪い流れを食い止めようと外遊を繰り返し首脳会談などを行っているが、それが国民の信頼を得ているとは思われずある意味マイナスになっている。今後、この状況を改善するためには自民党の協力が必要なのだが、自民党内も次の首相を目指す勢力が存在する。安倍政権が長期政権の道筋を付けたため首相交代を頻繁に行うような形になってはいない点もあり、この時期を逃すと首相の椅子は遠のくと考えるのは当たり前である。

 そういう敵失があり最大のチャンスを迎えているはずの野党の動きは今ひとつである。以前から思うのは与党の主張に反対するのみで対案を上手く国民に伝えきれておらず個人攻撃に全精力を注ぎこんでいたイメージが抜けきらず政権交代した時に何をするのだろうかという不安感が公民には大きいだろう。

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 北海道もクマ被害の事件が今年は多く起こり、生活圏に侵入してくる野生のクマとの接点が増えている。野生のクマは、アニメのや縫いぐるみのクマではない。人が近付けば攻撃してくる動物でその腕力は人の数倍である。襲われて勝てるのは相当の人間である。そのクマを駆除することで人の被害を防いでいるのだが、それに対して苦情を入れるのは反対の意味で人間の敵といえる。山奥に入り込みクマを駆除しているのではなく市街地に入り込むクマを駆除するのは致し方ないことである。クマを駆除しないで野放しにすれば人がそこから離れざる負えない。また、もう一つの大きな要因は、食物被害である。長い時間をかけて管理してきたものを奪われるのは生産者にとってどれほどつらいものだろうか?そういった気持ちを察することなく自分の感情だけで苦情電話を掛けるのはある意味心に異常をきたしている人だろう。

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 クマ駆除に当たるハンターの高齢化が進み問題となっていたのだが、多くの人が狩猟免許試験に応募しているというニュースが流れている。狩猟免許を持っていても実際の訓練は難しい部分もあるだろうと想像できる。まず一つは狩猟についての指導をするのが昔ながらの徒弟制度のようなものであることである。その部分は今後学校のようなシステムを作って免許を取る人を指導した方がよいような気がする。新しい時代には新しい方法というものが必要と思う。また、免許を持った人が増えることで色々な問題が起きてくることも想像できる。