ブラジル対ドイツ

 曇り、少し台風の影響が出てきたかもしれない。気温は19度。


 今日の朝は、ブラジル対ドイツの事実上の決勝戦というべき試合が見られるかと思ったら、見事期待を裏切られた。前半途中で4点差がついた時点で、ブラジルのがっかり感は見ている方にも伝わり、本当は走らないつもりだったが早朝ランニングに出かけた。それ程の試合だった。

 走って帰ってくると、結果は7-1という準決勝では考えられないスコアで試合は終わり、開催国優勝という夢が消えた。

 確かに、ネイマール、キャプテンのチアゴ・シウバの欠場という大きな駒落ちで戦わなければならなかったのだろうが、その影響もあってか、ブラジル選手の緊張感は半端なく、相手のドイツも同じような状態ではあったが、パスミスが目立ち動きも悪かった。

 開始早々のCKからのゴールは、ニアにブラジルの選手が集まり過ぎファーに誰もマークが居ない状態になっていた。そこにボールがこぼれてくるのだからドイツの運もあるのだと思うが、あっさり先制される。

 今大会、ブラジルの守備の不安が言われていたが、ドイツと比べてマークが甘いのと、中盤の選手とDFとの距離感が曖昧で、その隙を縫うように自由にドイツ選手にプレーさせていたところが残念な結果に終わったのだろう。

 こうしてドイツが勝ち上がり、明日のアルゼンチン、オランダの勝者と決勝を争う形となる。

 自分の最初の予想では、ドイツ、アルゼンチンという勝ち上がり予想だが、ここに来てアルゼンチンのデマリアの欠場が痛い。レアルでは余り評価は高くないが上手いプレーをする選手である。

 オランダは、ファンペルシ、ロッペン、スナイデルのスリートップが攻撃を担い、その他の選手は守備に専念するという戦いが上手く機能しているので、アルゼンチンが絶対的に有利ではない。

 オランダもしっかりメッシを止めに来ると思うので、メッシが止められたらアルゼンチンも勝ちきるのは難しい。明日の試合は、今日みたいな試合では無く、0-0、PK勝負とみる。

 だからどちらが勝ち上がりするのか判らないが、アルゼンチンが勝ち上がるのを期待している。

 そう言う訳で、ここに来て緊張感のない試合だったのが残念である。