新型コロナウイルスの収束はいつなのか?

 晴れ、気温は21度.昨日から徐々に気温が上がり始め夏らしい天気になってきた.しかし、週末には低気圧が近付いてくるため雨になるかもしれない.

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 新型コロナウイルスの感染者が東京都で増加している.昨日は1日当たりの感染者数でみると最大となる人数となった.この感染者数になれたというか、当たり前の日常に徐々に変化している.この感覚は、もしかすると流行しているアメリカやブラジルと同じ感覚に近いのかもしれない.自分だけ努力しても防ぐことのできない無力感に近い.

 そして、その多くが若年者で重症化しにくいということが、感染者数が増えても驚かない理由になるのだろう.もしこれが高齢者で次々と死亡者が増えていると報道されればまた違った雰囲気になり、マスコミも大きく報道をしていただろう.それが無いのは、当たり前すぎてニュースバリューに乏しいと判断したからだろう.

 以前だったら、PCR検査を全例行えと騒いでいた人たちの声も聞こえてこなくなったのは、やはりマスコミは危機感を煽ることが仕事の重要な部分だったのがそうでなくなったということだろう.

 これが良いのか悪いのか判らないが、昔のスペイン風邪が世界で流行し大きな被害をもたらしたがある時点でその脅威が消えてしまったことがある.あの頃の世界は、今よりも交通機関が発達していなかったのでウイルスを世界の隅々まで運ぶのに時間が掛ったわけで、流行が3年続いた.その頃もそれに対するワクチンや薬が存在しなく、その点は今の状況と類似している.違うのは、圧倒的な交通機関の発達だけで、世界の隅々までウイルスが蔓延するまで半年かからなかった点である.

 ある程度感染が広まれば時期に収束するものなのか今のところ不明だが、ある時点で流行が収まる日が必ず来るだろう.それが、今年中なのか来年なのか誰も予想がつかない.

 できることなら今年中に終わって欲しいが、今の感染者数だと今年で終わりという訳にはいかなそうである.