アフガニスタンの件

 曇り、気温は16度.日差しが無いため寒く感じる.今日は夏日になるとの予報だが、最近の予報の精度は低めな感じがする.きっと9割は当たっているのだろうけれど、1割の外れが印象に残ってしまう感じなのだろう.

 

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 アメリカ軍の撤退と同時にタリバンが勢力を盛り返し、あっという間に首都を制圧してしまった.時の大統領は厳禁を飛行機に積んで早々と脱出したという.

 アフガニスタンアメリカ軍の介入で民主政権を維持していた結果なのだが、その状態が続いて政権が自主的に国を治めるまで力を付けるに至らなかった結果である.

 タリバンアメリカ軍が介入するまでアフガニスタンは、日本国民の自由度から言えば逆の国だった.

 その国がまた以前と同じように抑圧された国に戻るのかそれとも今までに根付いた民主主義のもとに暮らした国民が一致団結してタリバンに立ち向かうのか日本からは見守るしかない.

 もし、民主主義が世界で最高のものだとしたら世界に国の殆どは民主主義国家になっているはずなのにそうではない.その理由を考えてみるとそれを維持することの大切さに気付くことになる.

 武器を持った相手に対して徒手空拳で立ち向かうのは困難な行動に近い.抵抗せず相手に立ち向かい自分達の意思を伝えるのは相当な精神力が必要で、自分の命を掛けた戦いとなる.

 それを全ての人に求めるのは理想と現実のギャップに恐れおののくことだろう.

 

 もし自分がアフガニスタンに暮らしていたならアフガニスタン人であるとしたら、現実の流れに驚き思考停止するか或いは国外に逃げ出そうとするかもしれない.武器を持って戦おうとするだろうか?判らない.

 

 新型コロナウィルスの対応、そして日本国民の行動を見るにつけ、自由を享受しすぎると違う面で人間は堕落してしまうのだと思う.