J1リーグ第24節 vs京都 0-3

 曇り、気温は23度。

 

 昨日の夜の試合、DAZNで観戦。

 

 相手は京都、この試合に負けるといよいよもって下位グループに吸収されることになる。それはぜひとも避けたいところ。

 中断期間にコンサドーレは多くの選手をレンタルに出した。さらにチームのキーである菅野選手が負傷で欠場と良い要素が何もないところのところに入ってきた選手はGK高木選手のみとこれは仕方なく補強した感じでもある。今シーズンは一チームしか降格しないため赤字決算のコンサドーレとしては無理な補強はしないつもりらしい。

 そんな不安の中、試合が開始された。そして開始と同時にコンサドーレのチャンスが訪れこれを決められなかったことが大きかった。その後、京都の暑さになれた相手が積極的にコンサドーレのゴールに迫り、相手の攻撃を受け続けることになる。ある意味後半に体力を残すつもりかと思うくらいの試合運びであった。

 しかし、相手の攻撃を受け続けられるほどコンサドーレの守備は堅牢ではない。相手の逆襲から裏を狙われたパスが通り、さらに内側に相手を入れたことでフリーになったところGKの大谷選手が相手を倒してしまいPK。あっさり決められてしまう。その後もコンサドーレのパスの精度が悪く上手く決定機を決められないまま時間が過ぎていったが、前半終了前に相手のハンドでPKを獲得する。これを浅野選手が甘いコースに蹴ってしまい決めきれず前半終了。

 後半あった青木選手のシュートがバーに阻まれたところで、これである意味試合は決まってしまった感がある。ホームチームに3-0と敗れてしまった。

 

 勝利がないことでチームは勝利をすることが難しくなっている。その空気が選手たちを覆っている気がする。この先の勝利をつかみ取るため今いる選手たちでクリアできるものなのか試練が続く。

 

 これでまたミシャのことを非難する人間が増えるのだろう。それは仕方がないことだろう。それに対して何か明るい未来を信じさせる何かをコンサドーレは提供する必要がある。前社長の野々村さんならやっていたことだろう。「今の苦しみは幸せの種」とかなんとか上手く言いくるめることは天才だった。