同士討ち

 晴れ、気温はマイナス4度.このところ朝方は零下になっている.そして、日差しも低く朝日が赤い色をしている.

 

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 戦争の悲劇と言って良い.この記事の中で「米CBSニュースによると、米軍の第2次世界大戦とベトナム戦争での同士打ちによる戦死者数は全体の最大約14%とされ」と書かれているように今までの戦争の中で味方同士が相撃ちをしてしまうことはあったようだが、ウクライナ戦争で味方同士でというのとロシア側では60%の割合であるというのが恐ろしい話である.

 ロシア軍の指揮命令系統が混乱しているということで味方の部隊が何処に展開しているか不明だったとしたら武器を抱えた人影を瞬時に敵味方と判別するのは困難である.更にこれから動員されるロシア国内で招集された兵隊は満足に訓練もせず投入されているわけで今後もそういったケースが増えると考えられている.

 当然、ウクライナ軍も志願兵は訓練をあまり受けていない状態で戦っているため味方同士が撃ち合うということは起きているだろう.お互い何のために戦場で戦っているのか今一度確認する必要があるだろう.

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 これだけ世界で旅客機が利用され空を飛んでいる.当然事故は何らかの確率で起きるとするならこの事故のように最悪墜落事故が起きるわけである.

 日本でも一日数百便の航空機が運航されており当然重大事故が起きる可能性があるが、大きな事故はここ最近起きていない.軽飛行機、グライダー、ヘリコプターなどの墜落事故が起きているが旅客機の事故で言えば1994年の中華航空機事故であった.

 世界では時折旅客機の墜落事故があるため全くゼロになることは無いがそれでも徐々に稀なことになってきてはいる.

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 Twitterが混乱している.その切っ掛けはマスク氏の買収によるものである.元居た経営陣を解雇し自分が一人重役として指揮をとることになり、真っ先に行ったことが従業員の大量解雇である.そのやり方も通知と同時に社内のアクセス権限をはく奪しネットワークを使えないようにすぐしてしまうなどやり方は急激である.

 彼のやり方といえばその通りだが、急激な方向転換は色々混乱を生むことになる.そしてユーザーも成り行きを見守る人や、これからの変化を嫌い他のサービスに移行する人が出るなど変化が起こり始めている.その中で日本のユーザーはその模様を眺めている人が多いかもしれない.

 元々日本で起きたTwitterブームは、今いる状況を気軽にネットで流せたことによる.あくまで気楽に日常の様子を呟くというものだった.その後、一度に流せる文字数が増えたことで色々な発言が増え今に至っている.今ほど思想信条をアッピールするものでもなく穏やかなものであった.

 しかし、徐々に政治が関わるようになりTwitterが変化し始めた.その中には色々な考えが交じり合い時にはヘイトを生み事件の切っ掛けとなる殺伐とした場所になりつつあると感じている.今の退廃した世界の空気を徐々に反映するようになり、初期の頃にあった世界を変える道具としての役割を終えてしまった.

 きっとTwitterに代わるものがまた作られるのは確実である.そして役割を終えたものから退場していくのだろう.