ガザ地区侵攻 辺野古問題 中国台湾侵攻

 曇り、気温は5度。昨日は10月末としては暖かい日だった。今日もそれほど最高気温は変わらないだろう。

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しかし、今後天気は下り坂で雨が降る確率が高くなる。今週には11月になるわけで初雪の便りが平地でも届く。果たしてそれは何時頃なのだろうか?

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 ガザ地区にはハマスが掘った「メトロ」と呼ばれる地下連絡通路が張り巡らされている。更に地下通路の重要地点には病院があり、簡単に攻撃されないようにと準備されているとされている。そのためイスラエル軍が地上軍を侵攻させるために先に病院周辺を制圧しようとしている。今後、イスラエル軍が安全に侵攻するためには相当の月日が掛かる可能性がある。

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 辺野古の問題、国の代執行を承認する裁判が結審した。今後は、代執行が認められ工事が開始されることになる。このあたりの問題は、世界が平和であれば当然起きなかったことである。しかし、簡単に世界平和といっても簡単なことではない。日本だけが平和を叫んだとしてもそれに共感してくれる国々が世界の大半を占めるくらいでないといけないが、その見通しは暗い。今でもウクライナイスラエルで戦争が起きているように、世界の不安定な地域ではいつでも争いが起きる可能性が高く、社会制度が整っていない地域ほど武力で相手を押さえつけようとするし、押さえつけられている相手は、反発し他国からの援助を受けて反抗する。社会制度が安定した国だったとしても、近くに不安定な国があればその影響を受けてしまう。ソ連の崩壊で世界が一時平和な時代を迎えたような気がしたがそれは長続きしなかった。

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 日本にとって最も近く厄介な国である中国。中国が台湾侵攻すれば当然日本の領土に近づいてくる。そこで起きるのは今以上の摩擦である。更に、南西諸島は、中国の漁船が随時侵入し、中国の近海となっており、いつでも中国が自分たちの領土であると表明してもおかしくない状態である。と同時に沖縄県民が中国との関係を良しとして行動すれば直に日本の防衛政策に影響を与える事案である。

 日本が一歩引けば相手も一歩引きさがるのではないかと期待する向きもいるかと思うが、国際社会ではそんな行動はまれで、一歩下がれば相手は必ず一歩前に出てくるのが国際的常識である。下がる国は何時までも下がり続けしまいには滅ぼされる国になってしまう。それは古代から続く文明が大航海時代が始まった途端、相手の要求を呑むうちに滅ぼされてしまった歴史が証明している。自分たちの文明を守ろうとすれば侵入者に対して絶対的な備えがなければ簡単に滅ぼされる運命にある。

 この先の10年、20年の間に世界環境は様変わりすることになるだろう。その時にこそ過去の選択が正しかったか間違っていたかが分かることになる。今の時点で10年後、20年後の結果が分かっていたらどれほど幸せだろうか。